こんばんは、くにんです。
まもなく、今年も1月17日がやってきます。
この日は、我が町神戸にとって特別な日です。
そう、1月17日は、平成7年に阪神・淡路大震災が起こった日です。
近畿の広い地域、とりわけ震源に近い神戸市や淡路島では、人命や土地、建物、インフラ設備などに、大きな被害を受けました。
僕は当時から神戸に住んでいました。幸い、住居や家族に大きな被害はなかったものの、爆撃を受けたように市街各地から煙が上がる光景、文字通り焼け野原になった長田地区の様子などは心に焼き付いていますし、毎日の水くみなどの不便さも覚えています。
神戸では、この時期を中心に、震災で犠牲になった方への慰霊の催しや防災の意識を高めるための訓練が行われています。
震災で亡くなった人命や財産等は取り返す術もありません。
ただ、阪神・淡路大震災という大きな天災があり、多くの犠牲があったことは決して忘れてはいけません。
また、このような経験を風化させず、「いつ自分の身に大きな災害が降りかかるかもしれない。それに対して日ごろからどのように備えるか、いざというときにはどのように行動するか」という防災意識も持ち続ける必要があります。
震災に関する記憶が、人々の中からだんだんと薄れていく中でも、いや、だからこそ、催しや訓練を続ける意味は大きくあると思います。
もう一つ、僕が忘れずにいたいのは、災害に襲われた我々に対して、文字通り日本中、世界中の皆さんから、直接・間接を問わず、たくさんの助けや祈りが送られたということです。
予想もしなかった災害に襲われた中で、皆様から寄せられた支援は、僕たちに光と温かさを与えてくれました。
本当に、本当に、ありがとうございました。
僕がブログを続ける限り、毎年この時期に同じような投稿を繰り返すと思います。感謝を忘れないという意識の表れとご容赦ください。(=_=)
最後に、阪神・淡路大震災に関する画像がまとめられているサイトをご紹介いたします。もちろん、このような大きな被害をもたらす地震が起こらないことが一番なのですが、地震大国日本に暮らす身として、この機会に一度ご覧になることも有益かと思います。
〇阪神・淡路大震災「1.17の記憶」