みなさん、こんばんは。美味しくて食べても太らない間食を探し求める、くにんです。
F1 2018年シーズンの開幕戦は3月25日のオーストラリアGPですが、それに向けたオフシーズンテストが2月26日から始まります。F1では、チーム運営費の削減のためテストが制限されているので、このオフシーズンテストは新車開発の重要な場です。また、言い換えると、各チームはこのオフシーズンテストを目標に、新車の設計・開発を行ってきます。
ハース、ウイリアムズに続いて、レッドブルとザウバーの新車が発表されました。
チーム名(昨年の順位):アストンマーチン・レッドブルレーシング(3位)
エンジンメーカー:タグホイヤー(ルノー)
ドライバー(カーナンバー&順位):
ダニエル・リカルド(3)(5位)
マックス・フェルスタッペン(33)(6位)
〇くにんメモ
昨シーズンは序盤に大きな出遅れがあったレッドブル。シャシー開発データーの数値が実戦とズレていたとのことですが、それを克服した中盤からは大きく戦闘力をUPしました。ただ、一年を通して、シャシー、エンジン共に信頼性の不安がありました。タグホイヤーの名前を冠したルノーエンジン、今年は去年よりも使用機数制限が厳しくなりますが、上手く乗り切れるでしょうか。
ドライバーは昨年から変更なしの豪華ラインアップ。若手(もう中堅かな)実力者リカルドに、次代のチャンピオンと言われるフェルスタッペンの組み合わせは、業界最高と言ってもいいかも。仲のいい二人ですが、レッドブルの競争力が高くなって二人でチャンピオンを争うようになったらどうでしょうか。でも、リカルドはナイスガイだしフェルスタッペンもクールな奴だから、案外プロフェッショナルな争いになるのかも知れません。
NEWマシン、昨年の進化型ですね。個人的には豚さんノーズが残っているのにはクスリとしました。カラーリングは発表時限定バージョンとのことで、オフシーズンテストの際には違ったものになるそうです。
チーム名(昨年の順位):アルファロメオ・ザウバーF1チーム(10位)
エンジンメーカー:フェラーリ
ドライバー(カーナンバー&順位):
マーカス・エリクソン(9)(20位)
シャルル・ルクレール(16)(-)
〇くにんメモ
かつては中団の雄だったザウバー。小林可夢偉在籍時の勢いはどこへやら、昨シーズンは落ちるところまで落ちたという感じの最下位でした。満足なスポンサーも得られず、2017年シーズンなのに2016年バージョンのエンジンを使っていたのですから、成績が上がるはずもありません。
多くのチームがF1の本場イギリスに本拠地を置く中で、ザウバーの本拠地はスイス。人材を求めるのが難しい上に、物価(賃金水準)も高く、スポンサーも着きにくい・・・。ですが、今年のザウバーは違います!
フィアットグループ(フェラーリの親会社)傘下のマセラッティの名がチーム名に入りました。これにより、資金状況は改善し、エンジンもとうとう最新型を載せることができるようになりました! それに伴い、フェラーリ・アカデミーからシャルル・ルクレールをドライバーとして受け入れるほか、フェラーリと技術面での提携も行われるようです。フェラーリがザウバーを「Bチーム化」して、若手ドライバー育成やエンジン等のデータ収集の場とする計画のようですが、ザウバー側としては、捨てる神あれば拾う神ありで助かった、というところが本音ではないでしょうか。
ドライバーは前述の新人ルクレールと前年レギュラードライバー最下位だったエリクソンの組み合わせです。フェラーリが育てているルクレールが、エリクソンを上回って実力を証明できるかがポイントでしょうか。
マシンは、やはりマセラッティの鮮やかな赤が目につきます。ザウバーといえば青、白、グレーのイメージでしたから。ハローの上部に空力ガジェットがついているようで、白色のせいもあるのでしょうが、若干太く見えます。昨シーズンは成績が振るわなかったので、早々に新マシン開発にシフトしていたザウバー。最下位脱出なるか、ですね。
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