皆さん、こんにちは。昔からシチュー オン ライスが好きだった、くにんです。引かれることも多かったのですが、ドリアもありますし、ベシャメルソースとご飯が合うのに何の不思議もないですよね。
さて、今年も、神戸市と明石市を中心とした一帯に春を告げる、「イカナゴ漁解禁」のニュースが入ってまいりました。
イカナゴは、スズキ目ワニギス亜目イカナゴ科の魚類でして、神戸市近辺では、春先に水揚げされるイカナゴの稚魚(しんこ)を佃煮にします。「イカナゴのくぎ煮」と呼ばれるこの佃煮は、各家庭で作られます。たくさん作って親せきなどに配ったりするため、郵便局でも「イカナゴ配送パック」が用意されるほどです。
イカナゴ漁解禁日は、毎年のイカナゴの生育状態などを見て決められます。
2018年のイカナゴ漁解禁日は2月26日でした。
あんまり大きくなってしまうとくぎ煮には不向きになってしまうので、イカナゴ漁解禁日から、一月弱ぐらいですかね、その間に一年分のくぎ煮を作ってしまいます。(冷凍しておけば一年間保存可能です)
昨年は、イカナゴ漁が記録的な大不良で、解禁後すぐに資源保護のために漁は打ち切りになってしまいました。もちろん、値段も高かったです。(昨年のブログを見ると、僕は1㎏を税抜き2700円で購入していました)
毎年、漁解禁日直後は高く、イカナゴの水揚げが増えてくるにつれて安くなるのですが、漁解禁日から6日目の今日3月3日、近所のダイエーに買いに行ったところ、
イカナゴ 1㎏ 2580円(税抜き) でした
うーん、昨年とあまり変わってないなぁ。
それもそのはずで、兵庫県立農林水産技術総合センター水産技術センターの発行しているイカナゴ情報によると、
2018年のイカナゴ漁水揚げ見込みは、昨年と同程度で平年より少ない
とのことです。
〇リンク
兵庫県立農林水産技術総合センター 水産技術センター イカナゴ・シラス情報
値段が高いから迷ったんですけど、買っといて良かったです。昨年と同程度だと、いつ漁がお終いになるかわかりません。
僕の場合は、平日は仕事で買い物できるのは夜間になります。イカナゴがその時間に売り場に残っていることはまず期待できないので、仕事が休みの土曜日にしか買うチャンスがないのです。(日曜日は漁が休み)
買ってきたイカナゴは、さっそく、くぎ煮に調理しました。
レシピは、昨年の投稿をご参照ください。
もう一回、来週の週末にでも買えるといいなぁ。
〇父でもできる「イカナゴのくぎ煮」レシピ