ぼちぼちメモ

F1等の趣味や日常生活での気軽なメモです。小説や詩をまとめた「コトゴトの散文」というブログもやっています。「月の砂漠のかぐや姫」という長編物語も連載中です。

F1 2018年第1戦オーストラリアGP決勝 ベッテルが優勝! ハースチームは天国から地獄の一日

f:id:kuninn:20180324180452j:plain

 

 みなさん、こんばんはです。くにんです。F1開幕、プロ野球、Jリーグも開幕、ワールドカップもすぐそこと、考えてみればオリンピックが終わってもスポーツ関係のイベントが目白押しですね。

 

第1戦オーストラリアGP決勝
 ベッテルがまさかの逆転勝利

f:id:kuninn:20180325180521j:plain

  

ja.espnf1.com

 

くにんコメント

 スタート前のコースには、グリッドガールに変わりグリッドキッズが並んでいましたが、スカパーF1解説陣からは特にコメントもなく。(笑) あまり、公式カメラでも拾ってなかったです。なんか、大人の中に混じってかわいそうでしたね。サッカーの入場場面では、選手と手をつないで登場という光景が見られますが、グリッドキッズは旗(ここがスタート何番手(グリッド)ですよという表示板)の横に立っているだけなので、所在無げな感じでした。

 

 オーストラリアGPが行われるアルバートパークサーキットは通常は公園です。公園の中にある池の外周道路を利用してレースを行うのですが、いかんせん「ここで加速してここで減速すると、ここが抜きどころになるな」などと専門家が設計をしたわけでもなくコース幅も狭いので、あまり抜きどころがないコースです。

 

 さて、レースですが、スタートは大きな混乱もなく済みました。

 レース序盤の順位は、一時ハミルトン、ライコネン、ベッテル、マグヌッセン(!)、グロージャン(!)・・・。予選で大躍進したハースは、スタートもうまく決めて、地力に勝るレッドブルを相手に一歩も引かずに順位争いを繰り広げます。もちろん、コース特性にも助けられた部分も大きいとは思いますが快挙です。

 このまま、4位と5位でゴールすれば、2人併せてポイントが22点! 昨シーズン1年間のチーム獲得総ポイントが47ポイントですから、たった1戦でその半分近くを稼げる計算になります! おお、まさに、盆と正月が一緒に来たような幸せ。Make America Great Againです!

 

 現在のF1は途中で必ず一度はタイヤを交換しなければいけません。

 まずは、4位のマグヌッセンからタイヤを交換して再スタート‥‥‥おおぅ、コースに戻ったとたんに止まった!? なんと、タイヤ交換時に左の後輪が上手く装着できていなかったとのこと。頭を抱えるメカニック・・・。少なくとも「盆」はなくなりました。

 でも、まだレースは続いています。好位置を走っているグロージャンもタイヤ交換をして・・・・また止まったぁ!! また左側のタイヤ交換ミス! チーム代表者が頭を抱える姿が大写しになります。「正月」もなくなりました。ここまで行くと、正直笑えません。まさに天国から地獄。ナットを止める機械の不具合と思われますが、可哀そうすぎます。(しかも親会社のハースは精密工作機器メーカという・・・) さらに、安全でない状態でマシンをコースに送り出したとして罰金も喰らわされて、泣きっ面に蜂でした。

 

 レースの変動はこれで終わりません。コース脇で止まったグロージャンのマシンを撤去するために、VSC(バーチャルセーフティーカー)次にSC(セーフティーカー)が導入されました。VSCはコース際で作業するのに、マシンが高速で走り続けていると危ないので、各車指示された一定のスピードに減速して走りなさいというもの、SCは物理的に先導車をコース上に出して、さらに遅いスピードで巡回するというものです。

 

 ここで、不思議なことが起こります。たまたま(作戦の一つが功を奏したという見方もできますが)、まだタイヤ交換をしていなかったベッテルがこの機会にPITに戻ります。PITは人がたくさんいるので速度が制限されていますし、タイヤ交換をするためには静止しなければいけません。通常は、その間にコース上にいる車がすごいスピードで進むので大きく後れを取ることになります。しかし、VSCやSCの時には、コース上の車は低速で走ることを義務付けられるので、大きな遅れは生じないのです。

 結果として、トップだったハミルトンは通常時にタイヤ交換、2位だったライコネンも通常時にタイヤ交換、3位だったベッテルはVSC時にタイヤ交換、ということになり、レース再開時には一番ロスが少なかったベッテルがトップに立っていました!!

 ハミルトンも「僕なんかミスしたかな?」と無線でチームに尋ねる不思議な状態。SC時の順位入れ替わり自体は珍しい出来事ではないのですが、今回はベッテルとの差が大きかったので、このような現象が生じるとは思っていませんでした。

 

 一度順位が確定すれば、抜きにくいコースのことです。最後はハミルトンもPUを労わって(何戦も使用しないといけないので)減速し、試合終了、まさかまさかの結果となりました。

 

 トロロッソホンダですが、見せ場なしでほとんど画面にも映らず・・・。マクラーレンは速かったですけど・・・。次戦に期待です。

 

〇次戦 第2戦バーレーンGP決勝 4月8日(日)

 決勝開始時刻は日本時間だと4月9日(月)の00:10。 僕は録画して月曜日に帰宅してから見ることにします。情報封鎖必須です。(>_<)