みなさん、こんばんは。
企業戦士(死語)と主夫の二刀流をこなす、くにんです。
当然、料理歴も20年近くに及び、揚げ物も含めて大抵のものは作るのですが、実は何度も失敗している苦手料理があります。
それは。
かき揚げ。
一回目 分厚すぎて失敗
てんぷら粉の袋の裏面にある「作り方」の通りに衣を作り、玉ねぎや人参などの千切りと混ぜ合わせ、油へ投入!
しかし、バラバラにならないように濃いめに衣をつけたのが悪かったのか(悪かったのですが)、出来上がった代物は、油を吸った衣の塊‥‥‥。
一応は食卓に出したものの、油っぽくてとても食べられたものではありませんでした。子供に「これは食べられないから捨てていいよ」と言ったのは、後にも先にもこの時だけです(涙)
二回目 薄すぎて失敗
前回の失敗を教訓に、極限まで衣を薄くしようとしました。お玉の上に玉ねぎと人参の千切りを載せて、それに衣を垂らして成型。油へ投入!
ああぁ。あっという間に鍋一面に具材が散らばっていきました‥‥‥。
料理を製作途中で断念したのは、後にも先にもこの時だけです(涙)
しかし、今回、三度目の正直で成功しました。
わたくし、かき揚げを作ることに成功しました。やったよ!
なんと、てんぷら粉の裏面の「作り方」に載っていないコツがあったんですよ!!!
それは、具材にてんぷら粉をまぶしておく、ただそれだけ。
では、父でもできた、かき揚げ基本レシピです。
具材(かき揚げ5,6個分)
玉ねぎ 中1個
人参 1本
てんぷら粉 適量
水 適量
作り方
① 玉ねぎを半分に切ります。半円の玉ねぎを千切りにします。(輪っかを半分にした形) 薄い方が形を作りやすいですが、あまり神経質になることはないです
② 人参も玉ねぎの長さに併せて、千切りにします。厚みは①と同様
③ 玉ねぎと人参の千切りをボールに入れ、てんぷら粉を粉のまま入れます。大量でなくていいですが、全体を手でかき混ぜて、しっかりと絡ませます
④ ③をしばらく放置します。その間に、別の具材でも揚げときましょう。南瓜や鶏もも肉なんかおすすめです。鶏天、美味しいですよね。鶏肉には塩コショウしといたほうが、味がしっかりしていいかもです(かき揚げとは別のお話ですが)
⑤ ③に戻ると、まぶしたてんぷら粉が、具材の水分を吸ってべとべとと絡みついているはずです。もう一度手でしっかりと混ぜます。てんぷら粉が少ないなと思ったら、通常の割合で作った衣を少し加えてあげてください
⑥ ⑤でかき混ぜた具材をお玉にのせて、180度に熱した油へゆっくりと投入します。具材同士がベトベトしているので散らばりにくいはずです。ぱちぱちという音が小さくなってきたら、一度ひっくり返して、しばらくしたら出来上がり
⑦ 衣少なめの、サクサクかき揚げの出来上がりです。あったかいうちに天つゆやお塩などで召し上がれ
(写真が暗くてすみません(>_<))
いやー、この「具材に粉をまぶして放置」っていうコツ、てんぷら粉の袋に載せといてくれたらいいのに(>_<)
作り方さえわかればこっちのもんです。かき揚げの材料は何でもOK、アレンジは無限です。
それでは、楽しいかき揚げライフを!!