ぼちぼちメモ

F1等の趣味や日常生活での気軽なメモです。小説や詩をまとめた「コトゴトの散文」というブログもやっています。「月の砂漠のかぐや姫」という長編物語も連載中です。

「別冊 花とゆめ」休刊に寄せて  「So What?」(わかつきめぐみ)が好きでした

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 皆さんこんばんは。くにんです。

 サッカーワールドカップはフランスの優勝で幕を閉じました。でも、その喜びが過熱しすぎて、現地では略奪騒ぎまで起きているそうです・・・・・・。キリスト教圏の方が「神様は常に見ていらっしゃる」という意識があると思うんですけどね。( 一一)

 

 先日、

「別冊 花とゆめ」が休刊

になるというニュースを知りました。

別冊花とゆめ 休刊のお知らせ

 

 最初は「別冊 花とゆめ」に掲載されていたものが「花とゆめコミックス」になる、つまり、「花とゆめコミックス」は無くなるのかと思いました。でも、どうもそれは僕の早合点のようで、「別冊 花とゆめ」以外にも「LaLa」や「メロディ」などの雑誌があって、それらに掲載されている漫画は、今後も「花とゆめコミックス」として発売されるそうです。(「LaLa」や「メロディ」、そして「別冊 花とゆめ」のジャンル(?)の違いは良くわからないのですが(^-^;)

 

 僕は男性ですが、妹がいるせいか、少女漫画も割と読んでいました。なかでも、「花とゆめコミックス」は、単なる恋愛ものではなく、男性が読んでも楽しめるような作品が多いという印象がありました。少女漫画というよりは、設定やストーリーに一ひねりある作品が多いコミックスとしてとらえていたので、それがなくなるのかと思ってびっくりしたのです。

 

 

 さて、僕が「花とゆめコミックス」、いや、少女漫画とくくられる作品の中で一番好きなのは、

「So What ?」(全6巻)(わかつきめぐみ:白泉社 花とゆめCOMICS)

です。

 

(あらすじ)

 「祖父危篤」との電報を受け取った女子高生阿梨は、祖父が住む研究所へ急ぎ帰ります。しかし、そこで待っていたのは、すでに亡くなって幽霊になっている祖父と、異世界から紛れ込んだ同年代の少女ライムでした。「おそらくワシの研究していたタイムマシンの暴走でライムがこの世界にいてしまったのじゃろう。ライムを返すために研究を完成させないといけない。それまで、ライムの面倒を見てくれんか」 祖父の頼みに困惑する阿梨・・・・・・。

 阿梨とライムを中心とした人々の日常と成長をやさしく暖かな視点で描く、SFコミックスです。

 

 「So What?」は、もちろんSFをモチーフとしていますが、主眼は登場人物たちの成長です。それを、わかつき先生独特の美しい線と絶妙の間で描いていく本作、日本でもっとも古いSF賞である星雲賞を、第21回(1990年)の星雲賞コミックス部門で受賞しています。

 SF好きの方、少女漫画好きの方はもちろん、少女漫画は読んだことがないわ、という方にも楽しんでいただける良品です。

 

 

   さて。

  すみません、ちょっと穴掘ります。

 ざっざっざっ、よいしょ。

 

 「So What?」への愛が高じて、デジタルイラスト(生涯LOT NO.2)を描いてしまいました! 製作日数1日。でも、愛ゆえに、愛ゆえに、お許しくださいませ。

 先日、ご紹介した「ツバメ号とアマゾン号」シリーズ、そして「So What?」。あと一作品をご紹介すると、くにんの創作の原点の紹介は完了でございます。

 ざっざっ。こんなもんか、ストンッ。

 

 では、お目汚しではございますが、「So What?」の主人公「阿梨」を描かせていただきました!!

 

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