ぼちぼちメモ

F1等の趣味や日常生活での気軽なメモです。小説や詩をまとめた「コトゴトの散文」というブログもやっています。「月の砂漠のかぐや姫」という長編物語も連載中です。

F1 第12戦ハンガリーGP決勝  ハミルトンが完勝、フェラーリが2-3。トロロッソ・ホンダは、スタート順位の6位を守る。

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 みなさん、こんばんは。くにんです。

 暑い日が長く続いていますが、まだ8月、9月と残っているんですね!

 

F1第11戦ハンガリーGP 決勝レース結果です。

 

順位  ドライバー       チーム(パワーユニット)

優勝      ルイス ハミルトン            Mercedes (Mercedes)

2          セバスチャン ベッテル      Ferrari  (Ferrari)

3          キミ ライコネン                 Ferrari  (Ferrari)

4          ダニエル リカルド             Red Bull  (TAG)

5          バルテリ ボッタス             Mercedes  (Mercedes)

6          ピエール ガスリー             Toro Rosso  (Honda)

7          ケビン マグヌッセン          Haas  (Ferrari)

8          フェルナンド アロンソ      McLaren  (Renault)

9         カルロス サインツ Jr.          Renault  (Renault)

10        ロマン グロージャン          Haas  (Ferrari)

11        ブレンドン ハートレー      Toro Rosso ( Honda)

12        ニコ ヒュルケンベルグ      Renault  (Renault)

13       エステバン オコン              Force India  (Mercedes)

14        セルジオ ペレス                 Force India  (Mercedes)      

15        マーカス エリクソン         Sauber  (Ferrari)

16        セルゲイ シロトキン          Williams  (Mercedes)

17        ランス ストロール             Williams ( Mercedes)

dnf       ストフェル バンドーン      McLaren  (Renault)

dnf       マックス フェルスタッペン Red Bull  (TAG)

dnf       シャルル ルクレール         Sauber  (Ferrari )

 

ja.espnf1.com

 

 

〇くにんメモ

 今回は予選が雨の中で行われたので、通常時の「上位10台は予選(Q2)の時に使用したタイヤでスタート」という縛りがなくなりました。そのおかげで、上位の車がどのようなタイヤ選択をしてくるかという楽しみがありました。毎回縛りなしでいいのではと思うほどです。

 

「抜けないハンガロリンク」で行われる決勝レース。予選1-2のメルセデスはウルトラソフトタイヤを選択しますが、4番手スタートのベッテルはソフトタイヤスタートを選択します。まともにコース上でメルセデスを抜くのは困難なので、タイヤ交換のタイミングをずらそうという作戦です。

 スタートでは大きな混乱はなかったのですが、3番手スタートのライコネンと4番手スタートのベッテルが入れ替わりました。先頭を行くハミルトンは、タイヤのケアを心がけながら、順調にレースをコントロールします。

 

 5番手を走行していたレッドブルのフェルスタッペンが「パワーがない!」と叫びリタイヤ。レッドブルは現在使用しているルノーエンジン(PU)から、来年はホンダエンジン(PU)にスイッチすることが決まっています。前のレースでは、同僚のリカルドにエンジントラブルが出ていたレッドブル、もうこれ以上我慢しなくていいとばかりに、長年のルノーへの不満がメディアへのコメントに吹き出していました。

jp.motorsport.com

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 上位は先頭から、ハミルトン(メルセデス)、ボッタス(メルセデス)、ベッテル(フェラーリ)、ライコネン(フェラーリ)です。コース上でなかなかメルセデス勢を追い抜けないフェラーリは揺さぶりをかけます。

 まず、早めにライコネンがピットインしてタイヤ交換。フレッシュなタイヤでタイムを稼いで前の車がタイヤ交換を済ませたときには前にいるという作戦です。(アンダーカットといいます) 使い古しのタイヤで走っているとライコネンにアンダーカットされてしまう恐れがあるボッタスも、ライコネンに合わせてピットインします。これで、前が開けたベッテルは、先頭のハミルトンを追いかけますが、中々差が縮まりません。

 

 ウルトラソフトタイヤのハミルトンがピットインして、ベッテルが先頭に立ちます。でもベッテルも一度はピットインしなければいけないので、まだ、計算上はハミルトンが先頭です。

 さらにフェラーリが動きます。ライコネンが2度目のタイヤ交換。続いて、ベッテルもタイヤ交換をしますが、作業がスムーズにいかず、コースに戻った時には、ハミルトンどころかボッタスにも先行され、3位でした。 

 もうこうなると、何とかコース上で抜くしかありません。何度も仕掛けるのですが、なかなか追い抜きができず、2位ボッタス、3位ベッテル、4位ライコネンが、一繋ぎになったその時、ようやくベッテルがボッタスを追い抜くことに成功します。しかし、その際に、止まり切れなかったボッタスはベッテルに接触、その影響でライコネンにも抜かれてしまいます。

 

 最終結果は、完全にレースをコントロールしていたハミルトンが優勝、2位ベッテル、3位ライコネンでした。

 

 今回は、予選でメルセデスが上位につけたのが大きかったですね。決勝レースでの純粋な速さではフェラーリの方が上だったかもしれないですが、それもわずかな差なので、ハンガロリンクのコース上でボッタスを抜くのに精一杯、PPからスタートしたハミルトンは余裕をもってレースをコントロールできました。

 

 また、トロロッソ・ホンダは、ガスリーが健闘の6位入賞でした。望外の予選順位をきっちりと守ることができました。ハンガロリンクは比較的パワーを必要としないトロロッソ・ホンダに向いているサーキットだったとはいえ、最近の不調から良く復活しましたね!!

 

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 F1はこのハンガリーGPの後に合同テストが行われ、その後は夏休みに入ります。

 後半戦のスタートは、第13戦ベルギーGPから、決勝レースは8月26日です。

 なんとか、夏休みの間に、フォースインディアに良いニュースがあればいいのですが‥‥‥。

headlines.yahoo.co.jp