みなさん、こんばんは。くにんです。
急に、戸惑うぐらいの涼しい空気が入ってきましたね。でも、来週はまた台風の影響を受けそうなんですが(^-^;
劇団「四人に朽無し」の公演「バイトする人たち-出勤2日目-」を観て参りました
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実は、僕は演劇鑑賞も大好きでして、以前は「惑星ピスタチオ」という劇団をずっと追いかけておりました。しばらくは、体調を崩して演劇鑑賞をお休みしておりましたが、体調も回復したことだし、友人と一緒に見に行ってきました。
しばらくお休みしていた間に、関西の中小規模演劇集団事情にすっかり疎くなってしまった僕。今回は、中小演劇劇場を利用する演劇団体向けのチケット管理システム「CoRichチケット」を利用し、公演情報を得て、チケットの予約をしました。
劇団「四人に朽無し」とは、劇団「ちゃうかちゃわん」出身の4人の方が立ち上げた劇団です。今回の「バイトする人たち-出勤2日目-」は、登場する4人がいろんなバイト先で何でもないことに一喜一憂する等身大ドタバタ事務所コメディで、「バイトする人たち-出勤初日-」という公演の続編とのことです。もっとも、続編とはいっても独立した話なので、今公演から見ても大丈夫とのことで一安心です。
さて、感想ですが。
面白かったです。とても、楽しめました。
冒頭は、演者の方にも緊張が見て取れましたし、キャラクター紹介的な下りが「そういう臭いがしてしまう」というところがあったりしましたが、シナリオが動き出すと流れが滞るところもなく、観客席からも笑いが起きておりました。(コメディを目指して笑いを取る、というのは大事ですが大変なことです)
今回は、前公演から設定を引き継ぎ、第三話及び第四話ということになっていますが、第三話から第四話への流れもきちんと考えてあります。でも、各々30分の話にまとめて創ったのは大正解だと思いました。30分に綺麗にワンエピソードが治められていて、説明不足でもなく、同時に、だらだら感もない、という絶妙の案分に整えられています。
小規模会場なので、映画館にしか入場経験が無い方はびっくりされるかもしれません。でも、廃ビルやお寺のお堂での講演、会議室にパイプ椅子の公演も経験した当方、今回の冷房完備、観客席が雛段になっていて後ろの席からも見やすい、トイレも完備の会場は天国でございます(^-^;
それに、演者と観客との距離の近さも、中小規模劇場の魅力ですしね。スポーツは細かい動作を見たいのでTV観戦派なのですが、演劇に関しては断然生観劇です。(最初から劇場向けに作られたミュージカル映画は別ですが)
久しぶりの観劇、この劇団のこの作品を選んだのは、日程が偶然に会ったからなのですが、とても良い偶然でした。とても楽しい時間を過ごすことができました。このご縁に感謝です!
実は、この「バイトする人たち-出勤2日目-」は明日、19日も公演があります。
場所:大阪大学豊中キャンパス大学会館21世紀懐徳堂スタジオ
日時:8月19日(日) 14:00-(ランタイムは60分を予定とのこと)
料金:無料(カンパ制)
お近くの方、演劇に興味のある方、ご覧になってはいかがでしょうか。
また、「出勤三日目」が、同じ場所で10月に予定されているとのこと。
実は演劇で連投というのは、僕はあまり聞いたことがないです。「再演」は良くありますが。というのは、漫画や小説では、途中から興味を持った人が1巻から読み直すことができるに対して、演劇の連続ものの場合、第1話から見直す手段がないんですよね。そこに、あえて、同一設定の連続ものをぶつけてきた本作、どこまで連作が続いていくかの興味もありますね。(*^-^*)
あ、前述のとおり、「-出勤二日目-」又は「-出勤三日目-」からでも、楽しめるシナリオになっておりますよ。
僕は、次回「-出勤三日目-」も見に行こうと考えております!!