みなさん、こんばんは。くにんです。
「怒涛の一か月に4レース開催」の2戦目、イタリアGPが終了いたしました。
実は、まだ、一つ前の第13戦ベルギーGPに関するレース雑誌(F1速報 第13戦ベルギーGP号)を読み終えておりません。
連戦の時によく起きる、時間に取り残される現象でございます。だって、F1速報、木曜日に発売なんですもの。次のレースまでに読み終わらないです。(´;ω;`)ウゥゥ
土日の昼間に読めばいいのでしょうが、通勤時間に読むことを習慣にしているので・・・・・・。
電車の中で、イタリアGPが終わったのに、ベルギーGPに関する雑誌を読んでいる男を見かけたら、それは僕かもしれません。
さて、F1 第14戦イタリアGP決勝レース結果です。
〇くにんメモ
今回もとても面白いレースでした! うーん、無理してレギュレーション変えなくてもいいんじゃなかろうか。(笑)
今回もポイントを絞って感想を書きたいと思います。
◆ルクレール(フェラーリ)初優勝に続いて連勝!!
すみません、謝ります。ごめんなさい、シャルル。
正直、決勝レーススタート前には、ルクレールが勝てると思っていませんでした。
ベルギーGPの初勝利が、メルセデスとフェラーリとのダウンフォース量の違いを改めて感じさせる、薄氷を履むようなものだったので、予選のハミルトンとのタイム差を考えると、とてもゴールまで首位を守ることはできないだろう、と考えたのです。
ところが、ルクレールはスタートをしっかりと決めた後、タイヤ交換まで2位のハミルトンとの差をしかりとコントロールします。
そして、タイヤ交換で彼が装着した(チームが履かせた)タイヤは、ハードタイヤ!
これが良かったのではないでしょうか。
レースの大部分で2位につけて、何度もルクレールに追い抜きをかけてきたハミルトンは、ミディアムタイヤに履き替えていました。しかし、ルクレールにしっかりとディフェンスされると、ハミルトンの方がタイヤを痛めてしまいました。
もし、ルクレールがハミルトンと同じミディアムタイヤを履いていたら、ハミルトンと同じようにタイヤを痛めてしまい、ハミルトン、あるいは、ボッタスに抜かれていたのではないかと思いました。ベルギーではフェラーリの方が、タイヤに厳しかったので。
ルクレールは、フェラーリの本拠地であるイタリア、聖地モンツァで勝利を挙げました。フェラーリの新たなエース誕生と言ってもいいのかも知れません。
では、フェラーリの現在のエースは?
◆ベッテル、またか・・・・・・。
フェラーリのエース格であるベッテルは、アスカリシケインで単独スピンをしてしまいました。リタイアすることなく、なんとかコースのすぐ外で留まったのですが、そこから直ぐにコースに復帰しようとしました。
これは、いけません。
当然のことながらF1のコースは、超高速でマシンが周回しています。後ろから車が来ているか確かめずに、慌ててほとんど止まっているようなスピードでコースに復帰するなんて、命にかかわるような大きな事故にもつながりかねない行為です。
案の定、後ろからきていたランス・ストロール(レーシングポイント)がベッテルを避け切れず接触してしまい、彼もコースわきに止まってしまいました。
ここで、また、同じことが起こりました。
慌ててランス・ストロールがコースに復帰しようとして、その後ろから走ってきたクビアト(トロロッソ・ホンダ)が、それを避けるために大きくコースアウトする不利を被ることに・・・・・・。
同じようなことをベッテルとストロールがしてしまったわけですが、心情的にはストロールには同情してしまいます。(´・ω・`) 二人には、ペナルティが出されましたが、ベッテルに対するものがより厳しいものであったのも、個人的には理解できました。
ベッテルは、自分の単独スピンから引き起こしたことですから・・・・・・。このブログでも、期待の裏返しで、何度も「ベッテル焦りすぎでは」を書いてきたのですが、このレースでも同じ過ちが見られたと言えるのではないでしょうか。
このままでは、どんどんと悪循環に嵌まっていきそうで、とても心配です。
◆ルノーが速かった
予選から速かったですね、ルノーの2台。4位と5位は素晴らしい成績です。
もっとも、ルノーチームは、PU(エンジン)メーカーであるルノーのワークスチームです。これまで、同じPU(エンジン)を積むカスタマーチームであるマクラーレンに先行されていたのが、おかしいと言えばおかしいのですが・・・・・・。
カスタマーチームにも、ワークスと同じスペックのPUを供給しなければいけないというルールはあるにせよ。やはり、ワークスチームとカスタマチームでは、チームの規模も違いますし・・・・・・。
そこは、今年のマクラーレンを、褒めるべきなんでしょうか。
◆ホンダ勢は我慢のレースに
今回は、ホンダ勢のエースであるフェルスタッペンがPUを最新スペックに交換したために、ほぼ最後尾からのスタートになりました。
「このコースは抜けるから」と期待していたのですが、スタート直後の混乱に巻き込まれて、ノーズ交換のために予定外のピットインすることに。これで、上位進出は難しくなってしまいました。
後ろからのスタートはこれが怖いんですよねぇ。どうしても、自分の前でスタートする車が多いものですから、前の方からスタートする時よりも、事故や混乱に巻き込まれるリスクが上がってしまうのです。
スタート直後の混乱は、避けられないものも多いですし。(>_<)
まぁ、これで、最新スペックのPUの封を切ったので、次はペナルティ無しで望めますね。ポジティブシンキングで期待しましょう。
さて、夏休みの影響で、9月のF1は4レースも開催されます。まだまだ、大忙しです。
次のシンガポールGP決勝レースは9月22日(日) ナイトレースです! 低速市街地コースなので、レッドブル・ホンダ、そして、メルセデスが有利でしょうか。フェラーリはしんどいかなぁ。どうなるか、楽しみですね(*'ω'*)