みなさん、こんばんは。くにんです。
10月に入りましたが、暑いですね。台風の影響もあるのでしょうか。
衣替えの時期ですが、まだ、しばらくは夏服でいたいです・・・・・・。
さて、F1 第16戦ロシアGP決勝レース結果です!
〇くにんメモ
ロシアGPは、スタート位置から1、2コーナーまでの距離が長く、スタート直後に前車のトウ(スリップストリーム)を使って抜くことが可能です。
そこで、予選1-3番手だったフェラーリ勢は、2番手スタートのハミルトン(メルセデス)に抜かれないようにすることを、最優先にすることにしました。
「結果的に3番手スタートのベッテルが前に出たとしても後で順位を返すから、PPスタートのルクレールは争うな。(争うとハミルトンに間隙を突かれる恐れがあるため)」という取り決めが、なされていたようです。
一方で、このコースではフェラリの方が速そうだと考えたメルセデス陣営は、フェラーリと戦略を変えて、ミディアムタイヤでのスタートにしました。
◆メルセデス、戦略が功を奏し、1-2フィニッシュ!
スタート直後はフェラーリの狙い通りに進み、ハミルトンは順位を上げられませんでした。最初のスティントではフェラーリも十分速くて(フェラーリがソフトで、メルセデスがミディアムという、タイヤの違いもありますが)、ハミルトンが3位から順位を上げるチャンスは、なさそうでした。
しかし、フェラーリ勢がタイヤ交換を終え、メルセデス勢がタイヤ交換をしていないタイミング、まさにここだっというタイミングで、フェラーリのベッテルがトラブルのためコースわきにストップし、バーチャルセーフティーカーが入りました。
すかさずタイヤ交換のためにピットへ向かうメルセデス勢。彼らがコースへ復帰した時には、1-2体制が確立していました。
願ってもないタイミングでのVSC(バーチャルセーフティーカー)だったとはいえ、予選からフェラーリとレース戦略を分けることを決断して進めていた、メルセデスのチーム力の勝利と言えるかもしれません。
◆フェラーリの取り決めは・・・
フェラーリの取り決めは、ハミルトンを抑え込めたことから効果があったように思えました。しかし、その後しばらくの間は、「ポジションを返してくれ」というルクレールの無線と、「ハミルトンが近いから、もう少し待ってくれ」というベッテルの無線が繰り返し流され、なにやら、チームマネジメントがうまく行ってないように感じられました。
もっとも、ベッテルが無理やりルクレールを抑え込んでいたわけでもなかったので、ルクレール側がベッテルに「減速して譲ってくれ」というのではなく、「トウを使って抜くから抵抗するな」という姿勢を見せればいいのにな、と思いました。
日本人的な「約束は約束」「約束はきっちりと守るべき」という感覚からすると、スタート後しばらくしてからチームからポジションを返すように指示があったのに、それに従わなかったベッテルの行動がネガティブに思えてしまいます。
もっとも、ベッテルもチーム取り決めを完全に無視していたわけではなくて、レース中盤でルクレールにポジションを返したんですが、その直後にベッテルが止まってしまい・・・・・・。スタート直後にポジションを返していたら、ルクレールが優勝していたのでは・・・・・と、「タラレバ」を考えずにはいられません。(^-^;
でも、ベッテルの行動には、いろんな見方があるようです。
たしかに、ベッテルの方が速くて、ルクレールが抜くそぶりを見せるところまで迫れていなかった、とも見て取れますが。でも、取り決めがあったらスタート直後にルクレールが抵抗しなかったんだしな、とも思います。
いろんな見方があるんだな、と思った次第です。(*^-^*)
◆レッドブル・ホンダは、できるだけのことはできた
レッドブル・ホンダは、ドライバー二名ともPUユニット交換ペナルティなどで、後方からのスタートになりました。しかし、比較的抜きにくいこのコースで、着実に前車を抜いて4-5位でフィニッシュしました。
このフェルスタッペンとアルボンのコンビは良いですね。どちらもオーバーテイクがうまいです! 僕は、来年もレッドブルにアルボンを乗せてほしいなぁ。
怒涛の9月、4レース開催が終了し、次はいよいよ鈴鹿です。
10月13日(日)の決勝レース(練習走行日、予選日もですが)、良い天候に恵まれますように!!