ぼちぼちメモ

F1等の趣味や日常生活での気軽なメモです。小説や詩をまとめた「コトゴトの散文」というブログもやっています。「月の砂漠のかぐや姫」という長編物語も連載中です。

F1 2019年第17戦日本GP メルセデス1-3フィニッシュでコンストラクターズチャンピオンを獲得!!

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 みなさん、こんばんは。くにんです。

 

 大きな台風が日本を襲った週末でした。被害にあわれた方には、心から早い回復をお祈りいたします。

 鈴鹿サーキットで開催された日本GPも、スケジュールに大きな変更が加えられました。土曜日のスケジュールはキャンセルとなり、FP3は中止、予選は日曜日の午前中に施行となりました。

 鈴鹿サーキットの関係者の方々の大変なご尽力で、今年も日本GPが開催されたと思います。本当にありがとうございました。

 

 さて、F1 第17戦日本GP決勝レース結果です。

 

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〇くにんメモ

 今回は台風の影響で、金曜日に練習走行、日曜日に予選と決勝という2デイ開催となりました。この短縮開催は、思いのほか、ドライバーに好評だったようです。

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 来年は22レース開催と、今年(21レース)よりもさらにスケジュールが厳しくなっています。シーズン内のテストやシーズン前のテストの日程を調整して、チームの負担軽減は図られるようですが、予選改革の話もありますし、2デイ開催というのも一つのアイデアとして、今後検討される・・・・・かもしれませんね。

 

 

◆メルセデス、1-3フィニッシュでコンストラクターズチャンピオンを決める!

 まずは、メルセデスチームのコンストラクターズチャンピオンシップ獲得おめでとうございます!!

 「最強メルセデス」の名の通り、「速い」マシン、「強い」ドライバー、「安定している」レース運び、が揃った、素晴らしいチームです!

 

 この日本GPでは、予選3番手だったボッタス(メルセデス)が、予選1-2のフェラーリ2台をスタートで交わし、そのまま、安定した速さで優勝を飾りました。抜きにくい鈴鹿ですから、プレッシャーも少なかったのかも知れませんが、全く危なげのない見事な勝利でした。

 

 ハミルトン(メルセデス)は、今回は3位に終わりました。ボッタスが、2位につけていたベッテルのタイヤ交換に対応して、早めにピットインしたのとは異なり、彼はタイヤ交換を遅らせていました。

 そのまま、ボッタスは2ストップ、ハミルトンは1ストップとすれば、ハミルトンが勝てたようなレースでしたが、メルセデスは戦略を分けませんでしたね。

 ハミルトンは不満があるようでしたが、「チーム内で前を走っている車が、戦略で不利になるようなことはしない」というチーム内のルールを守ったんでしょうね。

 まぁ、この間(シンガポールGP)では、ボッタスが戦略上前に出れるところを、ハミルトンに譲ったわけですし・・・・・・、ね、ハミルトン。

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◆フェラーリはバタバタのレース

 予選2回目(Q2)までは、フェラーリはあまり鈴鹿にはあっていないかと思われたのですが、予選3回目(Q3)は、「ジェットモード」が炸裂して、スターティンググリッド最前列を独占しました。

 でも、結果的に見ると、速かったのはこの「ジェットモード」の時だけでしたねぇ。レースでは、メルセデスよりも速さで劣り、タイヤでも苦しんでいました。ストレートのスピードだけは出ていたので、抜きにくい鈴鹿のコース特性を生かして、なんとかベッテルは2位を守れましたが・・・・・・。

 

 フェラーリの2台はバタバタのレースでした。ベッテルは「ジャンプスタート」しそうになって一度止まったために、スタートで出遅れます。3番手スタートのボッタスに追い抜かれた後は、全く仕掛けるところまで行きませんでした。「ジャンプスタート」のペナルティを取られなかっただけで、儲けもんって感じです。「目で見ると動いている(ジャンプスタート)けれど、計測機器で見ると許容範囲だった」とのことですが(^-^;

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 ルクレールもスタートで出遅れます。ベッテルの理由はわかりますが、彼はどうして遅れたんでしょうね。出遅れた結果、5番手スタートのフェルスタッペンが、ルクレールをアウトよりかわして1コーナーに入るのですが・・・・・・、インに飛び込んだルクレールは挙動を乱して、コーナーのアウト側まで膨れていき、フェルスタッペンに接触してしまいます。

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 両車は大きなダメージを負い、フェルスタッペンはピットインします。でも、明らかにフロントウイングが壊れているのに、ルクレールはピットインしません。そうこうするうちにルクレールのフロントウイング翼端板が壊れ、飛び散った部品が後続の車に迷惑をかけました。

 ルクレールの「接触」と「危険な状態で走行を続けた」ことにはペナルティが出ますが・・・・・・レースの後でした。どちらも、見るからにペナルティに該当する行為と思われましたし、レース第1週目のインシデントでしたから、レース中に判断をしてほしかったと思います。

 やはり、レース後に結果が変わるというのは、観客にとってもドライバーにとっても受け入れがたいと思いますので。

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◆レッドブル、フェルスタッペンのリタイアは残念だが、アルボンは力走

 レッドブル・ホンダの2台、予選は全くの同タイムでした。レッドブルに昇格後、ここまでフェルスタッペンに後れを取っていたアルボンですが、だいぶんマシンに慣れてきたんでしょうか。ガスリーはフェルスタッペンと同じ予選タイムで走れたことが、なかったような気がしますが・・・・・・。

 一週目のフェルスタッペンとルクレールとの接触が起きたときに、鈴鹿の観客が上げた悲鳴は、TV観戦している僕にも、はっきりと聞こえました。それだけ大きな悲鳴が上がっていたんでしょうね・・・・・・、残念です。

 アルボンの4位という結果は、現状ではこれ以上は望み得ない結果で、これを確実に持ち帰った彼は立派だったと思います。

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◆レース後に順位が変わるのは・・・・・・

 先程も触れましたが、一週目に起きたインシデントについて、レース後にペナルティという裁定が出て結果が変わるというのは、避けてほしいと思いました。特に、お金と時間をかけて、サーキットを訪れてくれたファンに対して、良くないことだと思いますので。

 また、今回のレースに関しては、ルノーのマシンが規定に違反しているのではないかと、レーシングポイントが訴えていますので、この訴えが認められれば、順位に変動があるかもしれません。

 コンストラクターズチャンピオンはメルセデスに決まりましたが、中団チームの順位争いはまだまだ熾烈ですからねぇ。この順位、来年の分配金の額に関わってきますから、チームも必死です。(>_<)

 

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◆レースがいつの間にか短くなるのは・・・・・

 今回のレースは本来53周で行われるのですが、なんと52周終了時にチェッカードフラッグが振られて終了してしまいました。(>_<)

 機器の不具合ということだそうですが・・・・・・。たまーに、こういうことありますね。(^-^;

 なんだか、笑ってしまいますが・・・・・・(^-^; もちろん、良くはないです。

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 さて、次は10月27日(日)のメキシコGPです。長いシーズンも、あと4戦ですね、楽しみましょう!(*^-^*)