ぼちぼちメモ

F1等の趣味や日常生活での気軽なメモです。小説や詩をまとめた「コトゴトの散文」というブログもやっています。「月の砂漠のかぐや姫」という長編物語も連載中です。

【F1】2019年第18戦メキシコGP ハミルトンが絶妙のタイヤ管理で優勝!

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 みなさん、こんばんは。くにんです。

 

 ディズニー映画で、「リメンバーミー」という、メキシコの「死者の日」という風習を基にした作品がありました。

 F1メキシコGPの開催時期は、この死者の日の時期と近いために、まるで両者がコラボしているかのような、にぎやかなGPになります。

 

 さて、F1 第18戦メキシコGP決勝レース結果です。

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ja.espnf1.com

 

 

 

 

〇くにんメモ

 「04:10」、メキシコGPの決勝レースのスタート時間です。(F1速報という雑誌では27:10になっている( ゚Д゚))

 アメリカ大陸シリーズは、時差の関係で日本時間の深夜から早朝のレースになります。

 僕の場合は、仕事もありますしライブで観ることをあきらめて、録画での視聴となるのでした・・・・・・。録画を観るまでの間は、うっかり結果を知ってしまわぬように、スマホをできるだけ触らないようにしていました。(笑)

 今回の決勝レース、感想をまとめると、「今シーズンの縮図」です。

 

 

◆ハミルトン(メルセデス)、チームのストラテジーに疑問を持ちながらも優勝!

 今シーズン何度も見られた光景です。

 チームからのタイヤ交換の指示に従ったものの、なんども無線で「ピットインが早すぎた。とても最後までタイヤが持たないよ」とこぼすハミルトンと、「君ならやれる」と励ますチーム。

 それでも結局、最後までタイヤを持たせて勝ってしまうんですよね、ハミルトンは。(^-^;

 最良の戦略をたてたチームと、なんだかんだ言いながらでも、しっかりとそれにこたえるハミルトン。強いです!

www.as-web.jp

 

 

◆フェラーリは予選は速いんですが・・・・・・。

 予選Q3でイエローフラッグ無視を犯したフェルスタッペンが、PPから3グリッド降格となったため、フェラーリがフロントローを独占することになりました。

 ここまでは良いのですが・・・・・・。

 スタート直後の混乱の結果、序盤の隊列は、ルクレール、ベッテル、アルボン、ハミルトンとなります。

 最初に動いたのはアルボン(レッドブル)。早めのタイヤ交換で2ストップ戦略のようです。そのカバーに動いたのでしょうか、ルクレールがタイヤ交換に向かい、スタートタイヤと同じミディアムタイヤを履きます。

 ここで、疑問に思ったのですが、アルボンのカバーをするなら、その前を走っていたベッテルなのではないでしょうか。そして、交換するタイヤも、1ストップの可能性を残すハードタイヤが良かったのではないでしょうか。

f1-gate.com

 

 ベッテルとハミルトンは、第1スティントを長く引っ張りますが、先にハミルトンがタイヤ交換に向かいました。一方でベッテルはさらにコースに留まりました。

 ここで、また疑問が。どうしてベッテルは直ぐにハミルトンのカバーとして、タイヤ交換に向かわなかったんでしょうか。メルセデスに比べてタイヤの持ちに自信がなかったのかも知れませんが、前戦日本GPのように、直線スピードに優れるフェラーリであれば、例えペースで劣っても、コース上で相手を抑え込むことはできたかもしれません。

 結果論にはなってしまいますが、今回のレースも、有利な立場にいたフェラーリが、戦略上の問題で後退していったように思えました。

f1-gate.com

 

 

 

◆レッドブル、フェルスタッペンは速いんだけど

 フェルスタッペン、速いです。間違いなく速い。

 しかし、このメキシコGPでは、予選Q3でボッタス(メルセデス)のクラッシュにより提示されたイエローフラッグを無視したため、せっかくのPPスタートを失ってしまいました。

www.as-web.jp

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 また、スタート直後では、ハミルトンと絡んで出遅れ、それを取り返すために攻めた走りを披露したものの、ボッタスと接触してパンクに見舞われます。

 予選の件はフェルスタッペンに非があるのは明らかとして、レース中の接触は、彼だけが悪いわけではありません。実際に、この件に関してはだれにもペナルティが出てないわけですし。

 

 しかし、今シーズンは、「何らかのインシデントで出遅れたフェルスタッペンが、驚異の追い上げを見せるレース」が、とても多いと思います。

 昨年のモナコGP以来、だいぶん大人になったと言われるフェルスタッペンですが、ハミルトンのような「強さ」を身につけるには、もう一皮むける必要があるのではないかと思います。速いのは間違いないのですから!

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◆ピレリの気持ちもよくわかる

 日本GPから急に現れるようになった、「現在のタイヤの状況」を示す画面。タイヤメーカーのピレリは、「誤解を招く」と言っていますが、同感ですね(^-^;  車に各種センサーを仕込んでその数値を管理している各チームでも、タイヤの状況を把握するのに苦労している現状です、チーム関係者は「そんなに詳しいタイヤの状況なんて、こっちが知りたいわ!」と思っているんじゃないでしょうか。(^-^;

 実際、あの数字はどこからきているんでしょう・・・。

 

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 さて、次は11月3日(日)のアメリカGPです。とは言っても、日本時間では月曜日の早朝に決勝レースが行われるわけですが、次の日が振替休日なのが有難いですね。(*^-^*)