ぼちぼちメモ

F1等の趣味や日常生活での気軽なメモです。小説や詩をまとめた「コトゴトの散文」というブログもやっています。「月の砂漠のかぐや姫」という長編物語も連載中です。

今年(2020年)のイカナゴ漁終了

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 みなさん、こんばんは。

 くにんです。

 

 今年のイカナゴ漁、早々に終わってしまいました!!

 神戸新聞NEXTによると、「播磨灘でイカナゴのシンコ(稚魚)漁を行う業者は、今期の漁を6日で終えると決めた」そうです。

www.kobe-np.co.jp

 

 

 大阪湾での漁は、既に3日で終了しています。

 2月29日に始まった今年のイカナゴシーズンは、あっという間に過ぎ去ってしまいましたね。

 

 昨年も不漁でしたが今年も酷かった。先日(4日)の昼過ぎに近所のスーパーでイカナゴを見かけましたが、「1キロ4980円」でした! 高すぎます。豊漁の時は1キロ1000円しないのに!

 不漁で数が少ないのに昼過ぎまでイカナゴが残っていたのは、あまりに値段が高くて、皆さん購入するのに手が伸びなかったのではないかと思います。

 もちろん、僕も手が出ず・・・( ;∀;)

 

 

 神戸市や明石市を中心とする一帯では、春先にイカナゴのシンコ(稚魚)を各家庭で炊いて、「イカナゴのくぎ煮」を作る習慣があります。佃煮みたいなものです。

 季節になると、魚屋の前にはイカナゴが港から運ばれてくるのを待つ列ができ、家々からはイカナゴを炊く甘辛い香りが流れてくるのです。

 

 でも、ここ何年か不漁続きなんですよね。

 昨年は例年にないほど酷かったのですが、今年も酷いです。

 

「海があまりにもきれいになりすぎたことも、この不漁の一因ではないか」とする考えもあるそうです。

 日本経済新聞によると、兵庫県はプランクトンの生育に必要な栄養分を補うため、県内3か所の下水処理場の排水基準を緩めたそうです。

www.nikkei.com

 

『工業廃水や家庭排水による富栄養化は悪。それによって赤潮が発生したりして、海の環境破壊、漁業への悪影響につながる。』

 我々、昭和生まれで「TVのチャンネル回して」や「ビデオに録画した」と口走る世代は、そのように学校で教えられたのですが、時代も変わるものですねぇ。

 

 なんにせよ、来年こそはイカナゴが豊漁になりますようにと、願っております(^^)/

 (TOPの画像は、2018年に僕が炊いたくぎ煮です)