みなさん、こんばんは。くにんです。
僕の住む地域にツバメが戻ってきました。
一年ぶりの帰宅で、巣の修理や新築に忙しそうです。
一年前とは全く変わってしまった街の様子。彼らの目には、どう映っているんでしょうね。
新型コロナの影響といえば、こんなニュースがありました。
「原油価格 初のマイナス」
米ニューヨーク商業取引所で20日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う需要の枯渇により、原油価格が史上初めてマイナスとなった。
(BBC「NEWS JAPAN」の記事より引用)
ざくっと、考えてみました。
- 新型コロナの影響で、車や飛行機向けなどの需要が減少
- 供給側の数量を絞ればいいのだが、3月に石油輸出国機構(OPEC)の代表のサウジアラビアと原油生産量世界2位のロシアとの減産協議が決裂。産出量世界1位の米国は、もともと減産には積極的でない
- 産出量に比べて需要量が少ないため、原油の貯蔵量が増加、貯蔵施設が5月にも満杯になる恐れが生じた
- タンカーをレンタルするなどして保管しても、経費が増すばかり。今回のマイナス価格は、生産者は損失覚悟で在庫を売り払う動きに出たもの
驚きですねぇ。
新型コロナにより世界経済が縮小しているのが、こういう形で現れるんですね。
昭和生まれで、子供の頃にイランイラク戦争があり、湾岸戦争をリアルタイムで経験した僕には、「有事の際には石油価格が上がる」という刷り込みがなされているのですが。( ゚Д゚)
石油プラントも大規模な設備ですし、蛇口を開け閉めするように原油産出量を調整できないんでしょうね。もちろん、生産各国の思惑もありますし。
原油を輸入に頼ってる日本としては、「原油が安くなれば電気代も安くなるし、良いじゃん」と思ったりもしますが、世界の原油元売りメーカーの経営が傾くと、それに投資している金融業界に影響が及び金融不安の恐れも・・・・・・と、やっぱり良いことばかりではないようです。
円高・円安もそうですけど、「どちらに動いても、業界によってメリットデメリットがある。一番困るのは急激な変化だ」ということなのでしょうね。
急に調整ができないと言えば、新型コロナ禍で学校が休校になり、給食がSTOPしています。そのため給食に供されていた牛乳の消費がなくなっています。では、牛乳(生乳)の生産を減らせばいいかというと、やっぱり急激に変化はできないそうですね。
乳牛さんは乳を絞ってあげないと病気になってしまうそうです。
農林水産省の方が、牛乳の消費増を訴えていました。
なるほど、今日の晩御飯は、クリームシチューにでもしましょうか。(#^.^#)