みなさん、こんばんは。くにんです。
F1 2020年シーズン、とうとう開幕までこぎつけました!
待っておりました!!( ;∀;) 全ての関係者に感謝です!
さて、開幕戦オーストリアGPに対してのくにんの感想でございます。同じインシデントでも観る人によって見え方は異なるもの。あくまでも、くにん個人の感想ということで(^^)/
〇くにんメモ
◆ボッタスおめでとう! 今年こそ頑張れ!
ボッタス(メルセデス)がポールから出て優勝しました。ハミルトンともどもマシンにトラブルがあったそうですから、ここでのお互いの力関係は不明です。でも、予選ではハミルトンを押さえていました。
本来、ハミルトンのライバル一番手にならないといけないのは、同じ車に乗っているボッタスです。今年はシーズン中盤に失速することなく(苦笑)、最後までハミルトンとチャンピオンシップを争ってほしいです。
◆消耗戦!
通常のスケジュールだと、公式テストから数週間後に開幕戦を迎えます。しかし、コロナ禍で開幕戦が約3か月も後ろ倒しになってしまいました。その間には、夏休みを移動してファクトリーを閉鎖した時期もありましたが、各チームはこの開幕戦に備えてテストの時からさらに車やPUの開発を進めていました。
でも、レースの前にそれをテストする機会がない!
そのようなことから、僕は今回のレースは消耗戦になると思っていました。
結果的に、完走11台、つまり、リタイアが9台(完走扱いも含む)です。晴天の下で行われたレースとしては、近年まれにみるリタイア率ではないでしょうか。(90年代のF1を観ているようなドキドキ感がありました( 一一))
フェルスタッペン(レッドブル)のリタイアはもちろん残念なのですが、怖いのはハースのトラブル。2台ともブレーキトラブルのためにコーナーで減速できずにリタイアしていました。ブレーキのクーリングを見直すとか分厚いブレーキパッドに交換するとかで解決できればいいのですが、ブレーキトラブルは大事故に結びつきますから・・・・・・。ドライバーも怖くてアクセル踏めないですよね。
◆ベッテルは切れてしまったのか
ベッテルの予選は11位でQ2敗退と信じられないようなものでした。でも、Q2では同僚のルクレールも10位でぎりぎり突破したような状況でしたから、ベッテルがどうというよりもフェラーリの車、そして、PUが良くないということだったと思いました。
しかし、決勝レースでのベッテルの走り、あれはいただけません。昨年までの「焦りによるミス」を継続しているようにも見えますし、なんだか「契約も切れるし、どうにでもなれ」というような、集中力が欠如した走りにも見えてしまいました。
ここは一念発起して素晴らしい走りを見せてほしいです。オファーを出さなかったフェラーリが悔やむような、そして、メルセデスが新しい契約を検討しようと考えるような走りを。
◆ハミルトンとアルボンのクラッシュは残念・・・・・・
当然のことながら、優勝のチャンスが消えたアルボンとレッドブル陣営は、ハミルトンに対して怒り心頭に発してます。逆にハミルトンの方は、「あれはレーシングインシデントで5秒のタイムペナルティは重い」と考えている様子です。
僕の感想としては、あれはハミルトンに非があると思います。そもそも、アルボンの右リヤタイヤがハミルトンの左リヤタイヤに当たっていることから、完全にアルボンのマシンが前に出ていますし、オンボードの映像からもアルボンが追い抜いていく過程に当たっていることがわかります。
なにより、ハミルトンがコーナーで通常のコース取りをして、アルボンに対してスペースを残していなかったように見えました。
まぁ、この「相手に一台分のスペースを残す」というのは、どこまで守られているかグレーなところもありますが( 一一) 昨シーズンですか、フェルスタッペンとルクレールでそんなやり取りがあったような気がします。
今回のインシンデントもそうなんですが、「5秒タイムペナルティ」ってどうなんでしょうね。アルボンは最後尾近くまで下がったのに、ハミルトンは「5秒」のペナルティのみ。
今回は無観客レースでしたが、観客にも見た目と実際の順位が異なるのはわかりにくいですよね。
「追い抜きに無理な抵抗をしてインシデントの原因を作った場合には、ピットレーンドライブスルーペナルティ」にすれば、観客にもわかりやすく、ドライバーも無理な抵抗をしないので追い抜きも増えるような気がするのですが。もちろん、無抵抗の車に対する追い抜きが増えても、面白くないですけどね。何かうまい方策はないですかねぇ。
さて、次は7月12日(日)のシュタイアーマルクGPです。コースは今回と同じレッドブルリンク。
果たして、同じコースでの連戦はどのような結果になるのか。
楽しみですね!!