みなさん、こんばんは。くにんです。
F1の2020年シーズンは開幕が遅れたために、短い期間で多くのレースを開催しなければなりません。
それに加えて、開催できる国(コロナ禍が比較的抑えられている国)が限られているという状況もあることから、開幕戦と第2戦は同じコースで2週続けての開催となります。
これはF1史上初めてのことだそうです。
F1では各チームが異なるデザインの車を走らせていますから、それぞれに「直線が速い」、「コーナーが得意」などのキャラクターがあります。
同じコースでの開催、それも、車を改良する時間がほとんどない2週連続の開催となれば、2戦目は開幕戦の焼き直しになってしまう恐れもあります・・・・・・。
さて、第2戦はどうだったでしょうか!
〇くにんメモ
◆同じコースでの連戦でも面白かった!
晴天で高い気温の中で行われた開幕戦と違って、第2戦の予選は豪雨の中で、決勝レースは晴れたものの低い気温の中で行われました。
また、さすがF1チームというべきか、ほとんどのチームが開幕戦で抱えた信頼性の問題を解決してきました。
このように様々な条件が変わったためか、第2戦は開幕戦とは違った展開になり、とても面白いレースとなりました。
◆今年もチャンピオンシップはハミルトン
いやはや、速い。
予選の最後に超絶ラップでPPを獲得したハミルトンは、決勝レースも独走。競いかける者もない単独走行のため、TV画面にほとんど映らないほどでした。(カメラはバトルしてる車を追いかけることが多いので('ω'))
まだレッドブルリンクしか走っていないところで判断するのも何ですが、昨年は良く「三強」、「TOP3」などと言われましたが、今年はメルセデス一強にかろうじてレッドブルが食らいついている、というような感じがします。
昨年のTOP3チームの一角だったフェラーリは、残念ながら中団チームの中に埋没していますねぇ。
◆フェラーリの悩みは深い
開幕戦では粘ったルクレールが望外の2位表彰台を獲得しましたが、第2戦ではスタート直後にフェラーリ同士での接触があり、2台ともあえなくリタイアとなって今しました。
追突したルクレールはベッテルとチームに謝罪をしています。
やはり、ルクレールにも焦りがあったんでしょうねぇ。自分の車が遅いことを自覚していますから、少しでもチャンスがあったら、いえ、あるように見えたら、飛び込んでしまう。
今年は短縮シーズンですし、来年は今年の車をほぼ引き継ぎますし、フェラーリの悩みは深いですねぇ。(( 一一))
◆マクラーレンとレーシングポイント、それにウイリアムズが好調
昨年から好調の波に乗るマクラーレン、今年も速いです。ノリスもサインツJr.も観ていて興奮するような良いバトルをしてくれます。
ピンクメルセデスとも揶揄されるレーシングポイント、格好だけでなくて実際に速いです。第2戦も予選で失敗しなければ、レッドブルのアルボンを抜いていたかもしれません。
昨年はテールエンダーだったウイリアムズ。今年は様子が違うようで、ラッセルがハースやアルファ・ロメオと戦い、勝つところまで来ています。
あれ、最強メルセデスも加えると、今季好調なのは全部メルセデスPUユーザーですね。
昨年にライバルに追いつかれたように思われたメルセデスPUですが、シーズンオフの間に大きな進歩を遂げていたんでしょうか。
◆第3戦はハンガロリンクで
「ハンガリーではコロナ禍に関しての規制が多いので、急遽予定を変更してレッドブルリンクで3週連続開催をする」という噂も流れましたが、予定通り第3戦はハンガリーのハンガロリンクで行われます。
レッドブルリンクに比べてストレートが少ないコースですし、気温も高くなることが予想されています。
開幕戦、第2戦と制覇したメルセデスに対抗できるチームが出てくるのでしょうか・・・・・・。
現状考えられるのは、レッドブルのフェルスタッペンぐらいですかね。
さぁ、どうなるか見てみましょう!!