みなさん、こんばんは。くにんです。
9月になりましたが、まだまだ暑いですね! 日本の上空には、まだ太平洋高気圧が張り出しているようです。
この高気圧の淵を回るように台風が北上してくるのが常なのですが、まだ日本の上空に太平洋高気圧が居座っているため、台風10号も九州の西側の海上を通過していきました。
と、いうことは、今後太平洋高気圧が弱まった時に北上してくる台風があれば、それは本州を直撃することに・・・・・・。
8月までは台風と無縁だった今年ですが、9月以降しばらくはその心配をしなければならなさそうです。(;一_一)
さて、F1は、2020年夏の高速3連戦の2戦目、イタリアGP。
このGPから、エンジンモードがシングル化されます。つまり、メルセデスPUの「パーティーモード」が禁止になります。どんな変化が見られたでしょうか。
〇くにんメモ
◆おめでとう! ガスリー!
今回の優勝は、いつもの通りメルセデスのハミルトン・・・・・・ではなく、アルファ・タウリのガスリーでした!
一昨年はトロ・ロッソで活躍し、昨年はその活躍を認められてレッドブルに昇格したものの良い結果を残せず、シーズン途中にアルボンと交代させられました。悔しさを胸に抱きながら迎えた今年でしたが、開幕戦からずっとガスリーは好調でした。
そして、とうとう、F1初優勝を飾ったのです!
たしかに、ガスリーがタイヤ交換した直後にセーフティーカーが入る、赤旗中断後にトップを走っていたハミルトンがペナルティーを受けて最後尾に下がるという幸運もありましたが、中団チームが優勝するときはそのようなものです。
むしろ、中団グループのアルファ・タウリに乗るガスリーが、幸運をつかめる位置をしっかりと走っていたこと、そして、首位に立った後も力強く、そしてミスなく走って、マクラーレンのサインツJr.の猛追をしのいだことを褒めるべきでしょう。僕は褒めます。(#^.^#)
アルボンとの交換でトロ・ロッソ(アルファ・タウリ)に戻った後も、腐らずにしっかりと走っていた甲斐がありましたね。
おめでとう! ガスリー!
◆負けても強しのハミルトン
圧倒的な速さでこれまでのGPを席巻し、今シーズンもすでにドライバーチャンピオンシップを獲得することが既定視されているハミルトンですが、ここでは7位に終わりました。
予選、決勝レースともに、チームメイトすら寄せ付けない走りを見せていたのですが、セーフティーカーが入った時に、ほぼ同時に出た「ピットレーンクローズ」の旗を見逃してピットに入ったため、ペナルティーを受けてしまったのです。彼はレース中盤に、一度最後尾まで下がることになってしまいました。
ハミルトンは「自分の責任だ」と言っていますが、同時に「7位になれたしファステストラップポイントも取れた」とも言っています。確かに、再開から見事なリカバーを見せました。それに、直接のライバルであるフェルスタッペンはリタイアで無得点ですしね。
このレースでも、ハミルトンの強さを感じました。
◆パーティーモードを禁止したけれど
このレースから、PUの「予選モード」(パーティーモード)が禁止されました。メルセデスPUのパーティモードが一番強烈なので、これを封じることでメルセデス独走状態を緩和することが運営側の狙いだともいわれていました。
さて、その効果がどうだったかというと・・・・・・。
少なくとも予選ではよくわかりませんでしたね。
超高速サーキットであるモンツァ、最速メルセデスの後ろを走って、トウ(スリップストリーム)を得ることでタイムアップをしようというのが、予選での他チームの考えだったようです。メルセデスのマシンがピットから出ると、他のチームのピットからも一斉に車がでて、何とかメルセデスの直後の位置を手に入れようと牽制しあいました。
もう、ぐっちゃんぐっちゃん(笑)
きちんとタイヤを温めて、自分の車の力を出し切ったドライバーは、少なかったのではないでしょうか。
通常とはかなり異なる状況だった今GPでは、パ-ティーモード禁止の影響はわかりませんでした。
「予選と決勝を同一のエンジンモードで走る」、この規定の影響は、決勝レースでも特にみられませんでしたね。特定のPUを積んだチームが速いとか遅いとか壊れるとか、特になかったような気がします。
「PUモードをパワー優先モードに変更して追い抜くことができなかった」と見る向きもありますが、その場合は追い抜かれる側もパワー優先モードでディフェンスしますし、直接の影響はなかったのではと思います
まぁ、メルセデスが速いのはパーティーモードの効果だけではないですから、これが変更されたからと言って、メルセデスの速さに陰りがないのは当然なんですけどねぇ。
◆次はムジェロ
夏の高速3連戦の締めはムジェロ。F1が開催されるのは初めてとのことです。どんなコースなんでしょうねぇ。
こういう日頃見られないコースでレースが行われるのは、今年だけの楽しみかもしれないですね。わくわくしています。(#^.^#)