今朝(3/18)の新聞によると、兵庫県から「大阪湾でのイカナゴ漁を18日で一斉に終了する」との発表があったそうです。また、播磨灘でも同様の措置が検討されているとのことです。
今年はイカナゴの水揚げが極めて少なく、漁の期間は例年の半分ぐらいにとどまるようです。
発表から終了まで余裕が全くないので、今年はイカナゴを買い逃してしまった方も多いのではないでしょうか。
とはいえ、自然相手のことでもあり、今年は我慢して来年の漁獲量回復に期待するというのも仕方ないかもしれませんね。
漁獲量の減少といえば、ちょっと前の日経新聞に「大阪湾の漁獲量減、水質浄化が影響?」という記事がありました。
魚やプランクトンの栄養となる窒素やリンは、多すぎると赤潮などの原因となります。しかし、水質の浄化が進んだ結果、むしろ栄養素が減りすぎて、漁獲量減につながっているのでは、というものです。
僕などは、昔に、洗濯排水などの家庭排水や工業排水などの影響で発生した赤潮のニュースに接していますので、「水質浄化=いいこと」という思いがあったのですが、ちょうどいいというのは、なかなか難しいのですね。