ぼちぼちメモ

F1等の趣味や日常生活での気軽なメモです。小説や詩をまとめた「コトゴトの散文」というブログもやっています。「月の砂漠のかぐや姫」という長編物語も連載中です。

素晴らしい作品に出会ったときにいつも思うこと

 

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 皆さん、こんばんは。くにんです。

 散髪に行ってきました。もともと髪をのばしていた訳でもなく、「少し短めに」とお願いしただけなのですが、ずいぶんと頭が軽くなり涼しくなりました。くにん、盛夏仕様です。

 

 夏といえば、夏休み映画。

 映画に限らず、小説や漫画、演劇やドラマなどでも、良い作品に出合うということは、とても幸せなことですよね。

 

 そんな素晴らしい出会いがあった時に、皆さんはどのように思われますか。

 

 「感動した!」、「泣いてすっきりした」、あるいは、「単純に楽しかった」、「爽快でストレスを発散した」、「励まされた、明日から自分も頑張ろう」などなど、様々な感想があると思います。

 

 僕が良い作品に出会えたときに、いつも心の中に湧き上がってくる想いは、「ああ、自分も何か創りたい」です。

 それは衝動です。

 大げさに言えば、「こんな良い作品が作られているのに、いったい自分は何をやっているんだ」という想いです。

 

 いやいや、商業ベースに乗っているような大作品やいろんなブログに挙げられているようなスキルフルな作品と、自分の創作とを比べるということがおかしいということは、もちろん理解しているんですよ。(^-^; 

 ただ、何というのでしょうか、自分の想いや世界を形にするという点では、規模や手段というものはあまり関係がないように思うのです。

 作品を創る財力や人力、それを読み手や観客に伝える技量、想いや世界を作品に再現するコツなどには、もちろん優劣があります。しかし、自分の想いや世界というものは唯一無二のものであって、それ自体は、何かと(誰かと)比べるものではないと考えています。

 

 ですから、子供の頃から今に至るまで、素晴らしい作品に触れるたびに、僕は「ああ、やられた! 凄い!! よし、俺も何か創ろう!!」と、刺激を受けているのです。これは、とてもとても幸せなことで、お陰で僕の人生は豊かになったと思っています。

 

 子供の頃は、TRPG(テーブルトークRPG)に夢中だったので、そのシナリオ作りに創作意欲を向けていました。

 今は、このブログや「コトゴトの散文」などの他のブログに向けております。このような場があるということは、創作が好きなものにとっては本当にありがたいことです。

 

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 もちろん、僕が訪問させていただいているブログからも、たくさんの刺激を受けております。いつもありがとうございます!

 大好きなブログ、作品はたくさんあるのですが、紙面と僕の手首の腱の持久力には限りがありますので、ここでは、一作品に限って、ご紹介させていただきたいと思います。

 

 僕がはてなブログやnoteでお世話になっている、ムラサキ (id:murasaki_kairo)さんの作られた「戯曲 スタンド・バイ・ミー!」です。(ムラサキさん、紹介についてご快諾ありがとうございました!)

 ムラサキさんは短編小説から現代詩、俳句と幅広く創作をされている方で、その世界の切り取り方、言葉の操り方に、僕はとても魅了されております。

 ムラサキさんは、最近はnoteに作品を、はてなブログにその派生作品や裏話を発表されていることが多いのですが、僕が特に大好きなこの戯曲はnoteに発表されたものです。

 さて、僕の拙い感想をここで述べることで、返ってその素晴らしい世界観を損なうことを恐れますので、ただ一言だけ記述したいと思います。

 この作品は、まさに「ああ、俺も早く自分の作品を創りたい!」という刺激を、しかも痛打を与えてくれた素晴らしい戯曲、まさに演劇そのもの、です。

 是非、ご一読のほどを!!

note.mu