みなさん、こんばんは。くにんです。
令和初の11月も終わり、令和初の12月に突入しましたね。(そりゃそうだ)
令和初の年越しまで、もう残り十日余りになってしまいました・・・・・。早いですねぇ。
さて、
劇団FUKKEN第3回公演「Black Berry」(作・演出 腹筋善之助)
を、観に行きました! の続きです。
前回の記事はこちらです。
今回は「くにんの個人的なBlack Berryの感想」です。ネタバレもあるかと思いますので、DVD等で後ほど観劇のご予定がある方はご注意ください。
「腹筋さんの主宰する劇団ってどんな劇をするのだろう」
想像で胸を膨らませ、友人とキャッキャフフフしながら向かったのは、大阪は堺筋にある小劇場「in→dependent theatre 1st」でした。
こじんまりとした劇場ですが、きれいな劇場でした。割と新しいのかしらん。でも、劇場そのものよりも僕の注意を引いたのは、そこに集まった観客の年齢層でした。
前回、僕が観に行った劇団KING&HEAVYの「ゴールデンエイジ」では、小学生ぐらいのお子さんを含め、若いお客さんがかなり多かったのに驚かされたのですが、今回は逆に年齢層が高いことに驚かされました。(自分も含めて、ですが(^-^;)
確かにチケット代も違います。今回の方がお高いです。
確かに上演される劇の方向性も違います。今回は少し重い話で、子供向けではないです。
でも、観客の年齢層が高い一番大きい理由は、自分も含めて「ピスタチオ世代」が主な観客となっている、ということではないかと思いました。
必ずしもそれが悪いことだと言うつもりはないのですが、客層から考えると、「腹筋善之助」のネームバリューで、お客さんが集まっているようにも思えます。いま舞台に立っている演者さん、演じている劇の魅力が、同世代の方々や若い方々にもっともっと広がっていくようになればいいのにな、と思いました。
待合室に置いてあるフライヤー(チラシ)や入場時にいただいたフライヤを眺めていると、あっという間に時間が経ってしまいました。さあ、開演間近になって、舞台の上で挨拶に立たれたのは・・・・・・、腹筋善之助さんでした!
上演前には、客に携帯電話の電源を落とすように注意するのがお約束なのですが、それをパワーマイムで行うサービスまでしてくださいました!
その後に、本作「BlackBerry」の説明があったのですが、なんと、本作はマンホールチルドレンに係る三部作の第二部に当たるとのことでした。
え、三部作だったの? フライヤーには、そんなこと一言も載ってなかったんですけど(^-^; 三部作だったら、第一部から観ないと十分に楽しめないんじゃ・・・・・・。でも、こうなってしまったら、「大丈夫、本作だけ観ても楽しめるようになっています」と力強く言い切った腹筋さんを信じるしかありません。(^-^;
そして、舞台は暗転し・・・・・・。
惑星ピスタチオの劇でよく見られた、本編の鍵となる台詞一節を、演者が声を合わせて朗々と読み上げる演出から、劇は始まりました。
つづく。
(あれ、また続いちゃった)
BlackBerry
2019年11月、劇団FUKKEN第3回公演
3部作のシリーズ第2弾。「マンホール・ロケット」の数年前の子供たちを描く。
子どもたちは目に良いというベリーを取りにバイカル―湖に向かう。一方、マンホールの下で帰りを待つ年少の子どもたちは大人たちの策謀により苦境に陥る。圧倒的な悲劇の先にあるものとは・・・。
(劇団FUKKEN HPより引用)