みなさん、こんばんは。くにんです。
先日、劇団「四人に朽無し」の公演「バイトする人たち-出勤3日目-」を観て参りました!
劇団「四人に朽無し」とは、大阪大学の文科系サークル劇団「ちゃうかちゃわん」出身の4人の方が立ち上げた劇団です。
「バイトする人たち」は、4人の登場人物が、バイト先で色々なトラブルに巻き込まれてバタバタするという、コメディ、喜劇、あるいは、コントです。演劇では珍しく、「出勤初日」、「出勤2日目」、「出勤3日目」とシリーズになっており、今公演はその3作目に当たります。
四人に朽無し『出勤3日目』終演いたしました。過去最多のお客様にお越しいただくことができ、感謝の気持ちでいっぱいです!
— 四人に朽無し (@sininkutinai) 2018年10月14日
さて、今回で3度目となった我々の公演ですが、もうしばらくだけお付き合いください。近日中に情報公開しますので、お楽しみに!! pic.twitter.com/0TFb4clvhw
くにんの個人的感想でございます。
前公演「出勤2日目」よりも、コント色を全面に押し出してきたな、と感じました。観客席からは大きな笑いが起きていました。
続き物とは言え、登場人物同士の関係性などを利用したネタがないので、今公演から観る方がスムーズに話に入れるように、気配りされていました。一方で、これは、せっかくの「続き物」の利点が生かされていないとも言えるわけで、どこでバランスをとるかは難しいところです。話の中で、前公演で登場した「犬の新一」が再登場する場面があったのですが、これは続き物ならではのネタでとても良かったと思います。やっぱり、この「プラスアルファ」ぐらいが適当なんですかねぇ(*'ω'*)
ただ、後半、大きく日常からはみ出したドタバタを、「いい話」にしてまとめようとする場面を、もっと無理やりの理屈でもいいので膨らませて、「成程」と観客を納得させることが出来れば、なおよかったと思いました。
しかし、やはり、若い演者さんは勢いがありますね! 最後に登場人物の顔に「ワサビ」を塗る場面があるのですが、世間にすれてしまった僕などは「アボガドのペーストなのかしらん」と疑っておりました。ところが、終演後に尋ねてみると、本当に「ワサビ」を塗っていたとのことでした!(確かに尋常じゃないほど苦しんでましたが(笑))
公演時間約50分はあっという間に過ぎてしまいました。倍の時間でも良かったのにーと思えるほど、楽しい演劇でした。
実は、この「バイトする人たち」は、次の公演が「出勤最終日」になるとのことです。
場所:大阪大学豊中キャンパス大学会館21世紀懐徳堂スタジオ
日時:11月中旬
料金:無料(カンパ制)
お近くの方、演劇に興味のある方、ご覧になってはいかがでしょうか。
もちろん、僕は、次回「-出勤最終日-」も見に行こうと考えております!!