ぼちぼちメモ

F1等の趣味や日常生活での気軽なメモです。小説や詩をまとめた「コトゴトの散文」というブログもやっています。「月の砂漠のかぐや姫」という長編物語も連載中です。

劇団四人に朽無しの公演「バイトする人たちー出勤3日目ー」を観てきました

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 みなさん、こんばんは。くにんです。

 先日、劇団「四人に朽無し」の公演「バイトする人たち-出勤3日目-」を観て参りました!

 

 劇団「四人に朽無し」とは、大阪大学の文科系サークル劇団「ちゃうかちゃわん」出身の4人の方が立ち上げた劇団です。

「バイトする人たち」は、4人の登場人物が、バイト先で色々なトラブルに巻き込まれてバタバタするという、コメディ、喜劇、あるいは、コントです。演劇では珍しく、「出勤初日」、「出勤2日目」、「出勤3日目」とシリーズになっており、今公演はその3作目に当たります。

 

 

www.geocities.co.jp

  

 

くにんの個人的感想でございます。

 

 前公演「出勤2日目」よりも、コント色を全面に押し出してきたな、と感じました。観客席からは大きな笑いが起きていました。

 続き物とは言え、登場人物同士の関係性などを利用したネタがないので、今公演から観る方がスムーズに話に入れるように、気配りされていました。一方で、これは、せっかくの「続き物」の利点が生かされていないとも言えるわけで、どこでバランスをとるかは難しいところです。話の中で、前公演で登場した「犬の新一」が再登場する場面があったのですが、これは続き物ならではのネタでとても良かったと思います。やっぱり、この「プラスアルファ」ぐらいが適当なんですかねぇ(*'ω'*)

 

 ただ、後半、大きく日常からはみ出したドタバタを、「いい話」にしてまとめようとする場面を、もっと無理やりの理屈でもいいので膨らませて、「成程」と観客を納得させることが出来れば、なおよかったと思いました。

 しかし、やはり、若い演者さんは勢いがありますね! 最後に登場人物の顔に「ワサビ」を塗る場面があるのですが、世間にすれてしまった僕などは「アボガドのペーストなのかしらん」と疑っておりました。ところが、終演後に尋ねてみると、本当に「ワサビ」を塗っていたとのことでした!(確かに尋常じゃないほど苦しんでましたが(笑))

 

 公演時間約50分はあっという間に過ぎてしまいました。倍の時間でも良かったのにーと思えるほど、楽しい演劇でした。

 

 実は、この「バイトする人たち」は、次の公演が「出勤最終日」になるとのことです。

 

場所:大阪大学豊中キャンパス大学会館21世紀懐徳堂スタジオ

日時:11月中旬

料金:無料(カンパ制)

 お近くの方、演劇に興味のある方、ご覧になってはいかがでしょうか。

 

もちろん、僕は、次回「-出勤最終日-」も見に行こうと考えております!!