ぼちぼちメモ

F1等の趣味や日常生活での気軽なメモです。小説や詩をまとめた「コトゴトの散文」というブログもやっています。「月の砂漠のかぐや姫」という長編物語も連載中です。

F1 2018年第19戦メキシコGP予選 レッドブルがフロントロウ独占 ザウバーが2台ともQ3進出の一方、トロロッソ・ホンダのガスリーは最後尾スタートに

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 みなさん、こんにちは。くにんです。

 

 第19戦メキシコGPは、日本時間早朝の開催です。夏のヨーロッパラウンド(ヨーロッパの各国で開催されているレース)は、おおむね日本時間21時か22時頃のスタートでライブ視聴可能なのですが、万一日本でもサマータイムが導入されたら、夏のこの時期も深夜のレースになってしまいますね‥‥‥。

 

F1GP第19戦メキシコGP予選結果(スターティンググリッド)

順位  ドライバー       チーム(パワーユニット)

PP       ダニエル リカルド              Red Bull  (TAG)    

2         マックス フェルスタッペン  Red Bull  (TAG)   

3         ルイス ハミルトン               Mercedes  (Mercedes)    

4         セバスチャン ベッテル        Ferrari  (Ferrari)

5        バルテリ ボッタス               Mercedes  (Mercedes)  

6        キミ ライコネン                   Ferrari  (Ferrari)  

7        ニコ ヒュルケンベルグ        Renault  (Renault)

8        カルロス サインツ Jr.           Renault  (Renault)

9        シャルル ルクレール            Sauber  (Ferrari)

10      マーカス エリクソン            Sauber  (Ferrari)

11      エステバン オコン                Force India  (Mercedes)  

12      フェルナンド アロンソ        McLaren (Renault)

13      セルジオ ペレス                   Force India  (Mercedes)

14      ブレンドン ハートレー        Toro Rosso  (Honda)  

15      ストフェル バンドーン        McLaren  (Renault)  

16       ケビン マグヌッセン           Haas  (Ferrari)

17       ランス ストロール               Williams  (Mercedes)   

18       ロマン グロージャン           Haas  (Ferrari)

19       セルゲイ シロトキン           Williams  (Mercedes)  

20       ピエール ガスリー              Toro Rosso  (Honda)  

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〇くにんメモ

  まず、ペナルティに関する情報です。ハースのグロージャンが、前戦アメリカGPでのクラッシュの責任を問われて3グリッド降格、トロロッソ・ホンダのガスリーが、改良型内燃機関そのほかもろもろの投入があったとして最後尾のペナルティが与えられております。(上記スターティンググリッドには反映しています)

 メキシコGPは、標高2,250mの高地で行われます。空気が薄いため、人間と同じく、エンジンにとても負担がかかります。また、空気が薄いということは、空気抵抗が少なくなるとともに、車体を押さえつける力が少なくなるということにもつながります。とても、特殊なコースです。

 

 今回の予選ではいくつか興味深い点が見られました。

①レッドブルが1-2

 TOP3チームの一角を占めるレッドブルですが、久しぶりのPP奪取、さらに1-2でフロントロウ独占です。空気が薄く演じ性能差が出にくいからですかね。しかし、レッドブルが使用するルノーエンジンは信頼性に不安があって、前戦アメリカGPでもエンジントラブルでリカルドがリタイアしていました。決勝レースを何事もなく走り入れればいいのですが。

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②決勝を見据えたタイヤ戦略が予選順位にも影響

 予選2回目(Q2)でベストタイムを出したタイヤでスタートすることが義務付けられているF1(Q3に進んだマシンの場合)。一番柔らかいタイヤが一番タイムが出るのですが、決勝レースを見据えると耐久性も考えないといけません。TOP3チームは今回使えるタイヤの中で2番目に柔らかいタイヤをQ2で使用しました。他チームが一番柔らかいタイヤを使ったとしても、マシンに絶対的性能差があるので、予選3回目(Q3)に進出可能だからです。面白いのがフォースインディアです。一番柔らかいハイパーソフトタイヤを使えば予選3回目(Q3)に進出することも可能でしたが、決勝レースをそのタイヤで始めることを嫌いそれを使いませんでした。結果的に予選2回目(Q2)で敗退となりましたが(11位と13位)、Q1とQ2で敗退した車はスタートタイヤを選ぶことが出来ます。スタート順位よりもタイヤ選択をとったフォースインディアの戦略がどう出るのか興味深いですね。

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③トロロッソとザウバーの明暗

 2台ともQ3に進出したザウバーに対して、トロロッソ・ホンダは14位と20位。シーズンのコンストラクターズ(チーム)ランキングでは、トロロッソ・ホンダは8位(30ポイント)でザウバーが9位(27ポイント)。その差3点です。トロロッソ・ホンダ大ピンチです。

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 決勝レースは、10月29日(月)04:10(日本時間)スタート予定です。