ぼちぼちメモ

F1等の趣味や日常生活での気軽なメモです。小説や詩をまとめた「コトゴトの散文」というブログもやっています。「月の砂漠のかぐや姫」という長編物語も連載中です。

F1 2019年 先頭を切って、ハースが新車カラーリングを発表

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 みなさん、こんばんは。くにんです。

 

 さぁ、いよいよ、F1の2019年シーズンに向けて、新車が発表される時期が参りました!!

 

 まずは、2018年シーズン中団グループの上位争いを演じるまでに成長したハースが、新車のカラーリングを発表しました! 新車そのものは、合同テストが行われる2月18日にガレージ前で発表されるようです。テストのギリギリまで新マシンを煮詰める、そして、早めに発表して他のチームにデザインをまねされるのを防ぐ、ということですね。

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◆くにんメモ

 ハースは、2016年にF1に参加した、もっとも新しいチームです。親会社のハースはアメリカの工作機械メーカーさんですね。アメリカでデザインを行い、シャシーの製造はイタリアのダラーラに外注、レースの実戦部隊の拠点はイギリス、という珍しいチーム運営方式を持っています。

 これまでは、工作機械をイメージしたグレーに白と赤を組み合わせたマシンカラーだったのですが、2019年から待望のスポンサーがつくことになったので、そのイメージカラーに改められることになりました。スポンサーは、リッチ・エナジーというエナジードリンクの会社さんです。見事な黒と金。ロータスのジョン・プレイヤー・スペシャルみたい(*^-^*)

 昔はタバコ会社が大口スポンサーでしたが、健康問題で衰退、アルコール販売会社も減少気味。通信関係の会社さんが大口スポンサーに躍り出た時期もありましたが、最近は、このリッチ・エナジーさんのような、エナジードリンクメーカーさんも多いですね。「レッドブル」しかり、メルセデスの「モンスター」しかり。

 

 エンジンはフェラーリ製です。また、エンジンだけでなくレギュレーションで許される限りのコンポーネントを、フェラーリから購入しています。F1は、「参加チームは自ら車を作るコンストラクターでなくてはならない」というルールがあるのですが、そのギリギリのところを突いて、リソースの効率化を図って計っているわけです。これには、ハースだけでなく、フェラーリ側にも、データ収集量が増えるなどのメリットがあります。 

 そのハースが、昨年は驚くほどの速さを見せました。この成功例をモデルとして、メルセデスもウイリアムズかレーシング・ポイント(旧フォースインディア)を抱き込もうとしているといわれています。

 ドライバーは、中堅どころの、グロージャンとマグヌッセンで、2018年から変わらず。くにん的には、「ミサイル」グロージャンと、「傍若無人」マグヌッセンという、ドライバーのキャラが立ったチームです。(^_^メ)

 日本人の小松さんが、首席レースエンジニアとして、頑張ってらっしゃるのも嬉しいですね!

 

 エナジードリンク対決ということで、レッドブルに挑戦状をたたきつけたリッチ・エナジー・ハースF1チーム。TOP3の一角、レッドブルにどこまで迫れるのか、楽しみですね。(*^-^*)

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