みなさん、こんばんは。くにんです。
F1の2020年シーズンは、開幕戦からの怒涛の三週連続開催でした。
第三戦が行われたのはハンガリーのハンガロリンク。
第一戦、第二戦はメルセデス勢が連勝しましたが、ハンガロリンクは第一戦、第二戦が行われたレッドブルリンクよりもストレートが少ないコースなので、また違う結果になるかもです。
さて、第三戦はどうだったでしょうか!
〇くにんメモ
◆コースが変わっても、やっぱりメルセデスが速かった
まぁ、そうだろうなぁとは思っていましたが(笑)、やはりハンガロリンクでもメルセデスが速かったですね。昨年はメルセデス、フェラーリ、レッドブルが三強を形成し、コースごとにその特性に合うチームが異なるという状況でしたが、今年(少なくとも現在のところ)は、コース特性にかかわらずメルセデスの一強のようです。
例年に比べて、マシンの開発があまり行われないだろうし、このままメルセデスの独走で終わりそうな感じもします・・・・・・。他チームもがんばれ!
◆チームの力を示したレッドブル
「レッドブルには前のコースよりはこのコースの方が合うはず」と思われていましたが、予選では思うようなタイムを出せませんでした。
決勝レースで挽回しようとプレッシャーがかかったという訳でもないのでしょうが、レッドブルのエースドライバーであるフェルスタッペンが、スタート前のレコノサンスラップでコースアウトしてバリヤーに接触し、左フロント部分を壊してしまいます。
スタート前にゆっくりとした速度でコースを一周してスタート位置に帰ってくるのがレコノサンスラップ。スタート前に降っていた雨がコースに残っていたとはいえ、まさかまさかのクラッシュでした。
フェルスタッペンの左フロントは、タイヤを支えるサスペンションが折れ曲がり、とてもレーススタート前に修理できそうな状態には見えませんでした。
「フロントのノーズだけの損傷であればノーズ交換で済むのに、これは残念だけどリタイアか・・・・・・」
そう思っていたところ、レッドブルのスタッフが、スターティンググリッドの上で修理を始めるではありませんか。ええ、間に合うのか・・・・・・。
レーススタート5分前までには、きちんとタイヤを装着しなければいけません。制限時間に追われる中で、懸命に修理を続けるスタッフの手が止まったのは、作業終了と既定されている時間のわずか25秒前でした。
そして、奇跡とも言える修復作業を経てレースをスタートすることができたフェルスタッペンは、予選結果から考えると望外ともいえる2位表彰台を獲得するのです。
日頃なかなか表には出ない技術スタッフの頑張りですが、今回はそれが如実に表れた見ていてうれしくなるような場面でした。(#^.^#) この際、そもそものフェルスタッペンのコースアウトは不問です。(笑)
◆ボッタス、今シーズンの盛り上がりは君次第かも
絶対王者ハミルトンのチームメイトであるボッタス。メルセデス一強に思える今シーズンのドライバーズチャンピオンシップが盛り上がるかどうかは、ボッタスにかかっているといっても過言ではないような気がします。
でも、今回はスタートで失敗してしまい、レースで挽回したものの3位どまりでした。
うーん、スタートもシステムでは感知されなかったそうですが、TVで見ているとジャンプスタート(フライング)だよなぁ。( 一一)
このままジリジリと下がっていくのではなくて、頑張るのだ、ボッタス!
◆レーシング・ポイント、速いですねぇ
レーシング・ポイント、ほんとに速いですね。もとを正せば、優勝したこともあるジョーダンチームが起源ですから、技術陣もしっかりしているのでしょうね。
ハースやアルファ・タウリ(トロ・ロッソ)なども「こんなマシンの作り方ありか?」と言われたりしましたが、まぁ速さはそこそこのレベルにとどまっていました。しかし、このレーシング・ポイントのマシン「RP20」は優勝を争えるほどに速い。現状ではフェラーリのマシンよりも良いかもしれません。
個人的には、ルールが許しているのであれば許されると思いますし、問題とされているブレーキダクトも、2020年はオリジナルパーツでないといけないのですが、2019年は購入可だったんですよね。レーシング・ポイントは以前からメルセデスからPUその他を購入していましたから、2019年に購入したものを自社開発したのだと言われると・・・・・・。
それよりも、仮にレーシング・ポイントのマシンがほぼ昨年のメルセデスのマシンだとしても、フェラーリやレッドブルの今年のマシンの開発がうまくいかず、それに勝てていないということが、問題なのだと思います。
◆カレンダーが決まってきました
今シーズンは始めの8レースの予定だけが決まっていて、その後はコロナ禍の様子を見ながら順次決定するとのことだったのですが、いくつか日程の発表がありました。
やはり、今シーズンはヨーロッパを中心とした開催になるようです。南北アメリカ大陸はまだ感染が拡大している状況ですし、仕方がないですねぇ。
ここは、予定ではF1が開催されることがなかったサーキットでの開催を、ポジティブにとらえることとしましょうか。