ぼちぼちメモ

F1等の趣味や日常生活での気軽なメモです。小説や詩をまとめた「コトゴトの散文」というブログもやっています。「月の砂漠のかぐや姫」という長編物語も連載中です。

【F1】2020年第5戦70周年記念GP レッドブル・ホンダのフェルスタッペンが完勝!

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 みなさん、こんばんは。くにんです。

 

 F1の2020年シーズン第5戦は70周年記念GP。

 F1が初めて開催されたときから今年で70周年になるのを記念した名称になっています。

 

 開催コースは前戦イギリスGPから引き続いてイギリスのシルバーストーン。F1は1950年にこのシルバーストーンで始まりました。

 TVではシルバーストーンのコースレイアウトの移り変わりが紹介されていましたが、とても分かりやすくて面白かったです。始まった当初のコースレイアウト、ほんとにストレートを繋ぎ合わせただけですね!!

 

 F1では原則として「一国一レース開催」なので、同じ国で複数のレースが行われる時には、今回のように名称の調整が行われます。

 日本でもF1ブームで沸き立っていたころに、鈴鹿と英田の2か所で開催されたことがありました。たしか、あの時は、英田が「パシフィックGP」という名称だったですね。

 

 第5戦の見どころは、第4戦の終盤で複数のマシンにパンクが生じたことから、さらに柔らかくなったタイヤがレースにどのように影響を与えるか。それに、久しぶりに走るニコ・ヒュルケンベルグが表彰台を獲得できるかですね。

 

 

 

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ja.espnf1.com

 

 

 

〇くにんメモ

◆レッドブル・ホンダのフェルスタッペン、完勝!

 予選ではメルセデス勢が圧倒的な速さを見せつけてフロントローを独占していましたし、練習走行でもフェルスタッペンが際立った速さを見せていたという訳ではありませんでした。

 予選では4番手だったフェルスタッペン、上位陣では彼だけがハードタイヤでのスタートとなっていましたが、「セーフティーカーがいいタイミングで入ってくれたら、何とか表彰台に登れるかな」というぐらいにしか、僕は思っていませんでした。

 

 ところが、いざ決勝レースがスタートしてみると、1、2番手を走るメルセデス勢が明らかにタイヤに苦しむのに対して、フェルスタッペンはタイヤを上手くマネージメントし、追い上げていくのです。

 メルセデス勢は早々にミディアムタイヤからハードタイヤに変更しますが、ハードタイヤでも苦しみます。フェルスタッペンはハードタイヤを中心にうまくレースを運び、レースペースではメルセデス勢を上回っていました。

 

 最後には前戦に引き続いて「みんな水分を取ってね」と無線でジョークを飛ばしながらのフィニッシュ。全く予想していなかった完勝でした。

 レッドブル・ホンダのもう一台、アルボンのマシンにもタイヤの問題は発生しなかったようでしたから、メルセデスとレッドブルで、マシンのセットアップの明暗が分かれたんでしょうね。

jp.motorsport.com

www.as-web.jp

 

 

◆ニコ・ヒュルケンベルグは、今回も表彰台には届かず

 実力は皆が認めるもののスターダムには上がれていない選手を、「いぶし銀の選手」などと言ったりしますが、ニコ・ヒュルケンベルグはまさにそのような表現がよく似合う選手です。

 

 彼は「177戦出場して表彰台未登壇」という記録を持っています。

 決して、実力のないドライバーではありません。実力のないドライバーが177戦も走ることはできません。大きなスポンサーが後ろ盾についているという話も聞きませんし、この出走数は彼の実力が見込まれてのことです。

 その実力のある選手が、これまで表彰台には登れていない。不思議です。

 ところが、新型コロナ陽性反応が出たペレスに替わって乗ることになったレーシング・ポイントのマシンは、なかなかの競争力を持っています。

 まさに、念願の表彰台獲得のまたとないチャンスです!!

 

 スタート前からカメラもヒュルケンベルグを追っていました。でも、レースが始まると残念ながら見せ場を作れず、7位でのフィニッシュとなりました。

 チームメイトのストロールが6位ですから、急遽乗り込んだマシンでの成績としては立派だと思います。

 でも、表彰台、乗ってほしかったなぁ。

ja.espnf1.com

 

 

◆ルクレール、1ストップ戦略を決めて4位入賞

 ルクレール、なかなか戦闘力が上がらないフェラーリで、うまく我慢しました。4位入賞お見事です。ベッテルが深い悩みに陥っている状態なので、貴重なポイントです。

 今年のフェラーリはタイヤには優しいんですかね。絶対的なスピードは足りないんですが・・・・・・。

f1-gate.com

 

 

◆レーシング・ポイント、競技規則に違反との裁定

 今年のレーシング・ポイントのマシンは、昨年のメルセデスのマシンに極めて似ていて「ピンク・メルセデス」と呼ばれたりもしています。

 これに関連して、ルノーから「自社で製作しなければならないと規則で定められているパーツ(ブレーキダクト)が昨年のメルセデスと同一なので違反だ」と抗議が出されていました。

 FIAが下した裁定は、競技規則違反として15ポイントの剥奪と40万ユーロ(約5000万円)の罰金でした。

 

 ただ、技術規定には違反していないので、当該ブレーキダクトは今後も使用できるとのことで・・・・・・、わかりにくいですね。違反だったら、今後は使用ではないかと思ってしまいますが。

 フェラーリやマクラーレンは、この裁定が「甘い」として上訴しています。レーシング・ポイントも上訴できるのですが、まだこちらが上訴したという話は聞いていません。どうするんでしょうねぇ。

f1-gate.com


 

 

◆来週はスペインGP

 2回目の3連戦、トリを飾るのはスペインGPです。(決勝レースは8月16日)

 普通に考えればメルセデスが強いのでしょうが、もしも暑くなれば今回のレースのように予想外の苦戦になるかも・・・・・・。

 いやぁ、最初から勝者がわかっているレースではなさそうです。楽しみですね!!

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