みなさん、こんばんは。くにんです。
F1の2020年シーズン、2度目の3週連続開催のトリはスペインGP。
前戦の70周年記念GPでは、レッドブル・ホンダのフェルスタッペンが、タイヤの管理に苦しむ王者メルセデスを破って優勝しました。
このスペインGPも暑くなると予想されることから、ひょっとしたら・・・・・・。
さて、第6戦スペインGPはどうだったでしょうか!
〇くにんメモ
◆メルセデスのハミルトンが完勝!
第70回記念GPではタイヤに問題を抱えたメルセデス。高い気温が予想されたスペインGPで、また同じ問題が発生する恐れも指摘されていましたが、いざレースが始まってみると、タイヤに問題を抱えたのは、追いかけるレッドブルの方でした。
PPからスタートしたハミルトンは、完全にレースを支配していましたね。追い抜きが困難なコースレイアウトのせいもありますが、2番手を走行していたフェルスタッペンが競いかけることもできませんでした。
「メルセデスのマシンが速い」
それはもちろん間違いがないのですが、ではハミルトンと同じ車に乗るボッタスはどうかというと、現在のドライバーズラングでは3位。フェルスタッペンの方が上です。つまり、現在ドライバーズランキング独走状態にあるハミルトンですが、車が速いだけでなく、ドライバーの腕がいいからなのです。
今回の優勝でハミルトンは史上最多表彰台記録を更新しました。改めて、ハミルトンのドライビング能力はすごいと思います。
◆フェルスタッペンは流石の走り。アルボンが上がってこない。
3位グリッドから良いスタートを決めたフェルスタッペン。タイヤに悩まされながらも、堂々の2位フィニッシュ。立派です。現状のレッドブルとメルセデスの車の間には、明らかに実力の差が存在するので、これが精いっぱいでしょうね。
一方で、アルボンがなかなか上がってこれませんね。昨年は急に昇格したという事情もあったので、フェルスタッペンとのタイム差もやむなしだったのですが、今シーズンはそのような事情はありません。チームメイトとのガチンコの勝負の年です。
でも、どうしても予選でフェルスタッペンに大きく水をあけられる。これまでチームメイトに全敗なのも問題ですが、タイム差が大きいのが気になります。
今回は、早めにタイヤをハードに変えるというチームの戦略が当たらなかったということもあり、8位でした。抜きにくいカタロニアサーキットでスタート位置が後ろだとどうしてもアグレッシブな戦略になってしまいます。
予選の改善が、特に望まれます。頑張れ、アルボン!
◆F2で日本人ドライバーが活躍
F1の登竜門的カテゴリーであるF2で日本人ドライバーが活躍しています。角田がシルバーストーンのレース2で優勝するなどして、現在ランキング4位。松下も、このスペインのレース1で優勝しました。
特に角田はホンダとレッドブルの育成ドライバーですし、まだ20歳と若い!
今年のF2をランキング4位以内で終えれば、F1に乗るのに必要なスーパーライセンスを手に入れるためのポイント条件を満たします。
来年のアルファ・タウリのシートを、是非手に入れてほしいですね。(#^.^#)
◆ベルギーGPからパーティーモード禁止?
予選の時に使用する、パワーは出るがPUへの負担も大きいエンジンモード(通称「パーティーモード」)が、次戦ベルギーGPから禁止になるといわれています。
現在、このパーティーモードが一番強烈なのがメルセデスPU。
この変更は、速すぎるメルセデスにブレーキをかけて、レースを盛り上げるための一策ともいわれています。
メルセデス陣営はさほど慌ててはいないようですが、どんな変化がみられるのでしょうか。
さぁ、次はベルギー、スパ・フランコルシャン! 決勝レースは8月30日です。楽しみですね!!