ぼちぼちメモ

F1等の趣味や日常生活での気軽なメモです。小説や詩をまとめた「コトゴトの散文」というブログもやっています。「月の砂漠のかぐや姫」という長編物語も連載中です。

【F1】2020年第15戦バーレーンGP グロージャン、大事故で炎上も自力で脱出。レースはハミルトンが優勝

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 みなさん、こんばんは。くにんです。

 

 12月に入りました。

 今年は、新型コロナウイルスに振り回された1年でしたねぇ。それも、まだ終わっていないという( ;∀;)

 

 F1は、このバーレーンGPも含めて、ラスト3戦。ドライバーズタイトルもコンストラクターズタイトルも確定しましたが、最後まで面白いレースを見せてほしいです(#^.^#)

 

 

 F1 2020年第15戦トルコGP

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jp.motorsport.com

 

 

 

〇くにんメモ

グロージャン、スタート直後に大クラッシュでマシン炎上も、大事には至らず

 グロージャンの大クラッシュには、びっくりしました。

 スタート直後の混乱の中、クビアトと接触したグロージャンはコースアウトしガードレールに激突。車体の前半分がガードレールにめり込み、後ろ半分がちぎれてしまいました。その際に漏れた燃料に引火したのか、マシンは激しく炎上しました。放送の画面からは、マシンが「爆発」したかのように見えました。

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 最悪の事態も頭をよぎる中で、ドライバーのグロージャンが炎の中から自力で脱出してきました。本当に良かったです。

 後にグロージャン本人が語っているように、ヘイロー(ドライバーの頭の上に設けられている保護デバイス)があったおかげですね。これがなければ、ガードレールによって体に激しいダメージがあったでしょうし、体がうまく動かなければ、燃え盛る炎の中から自力で脱出できなかったでしょう。

www.as-web.jp

 

 ヘイロー導入の際には、「不格好だ」「効果に疑問がある」などと、反対の声がドライバーやファンの間から上がっていましたが(グロージャンも反対派だったそうです)、今回に限らずヘイローはその効果を発揮していると思います。それに、もうだいぶん見慣れてきましたし。

 それにしても、今回のような大規模な火災事故は、今の安全性が高められたF1では珍しいですね。ただ、個人的には、「火災」よりも、「ガードレールにめり込んだ」というところに、危険性を感じます。タイヤバリヤーに関してもその危険性が指摘されていたかと思いますが、ガードレールやバリヤーがマシンを弾いてくれれば、衝撃を逃がすことができますが、マシンがめり込んでしまうと、全ての衝撃が一気に加わってきて大事故に繋がってしまいます。ガードレールやタイヤバリヤーの安全な構造を、もう一度検討しなければいけないと思います。 

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◆レースはハミルトンが優勝。しかし、新型コロナ感染により、残り2レースは欠場か

 長い中断の後で再開されたレースは、ハミルトンが危なげなくポール トゥ ウィンを決めました。やはり、強い! 

 しかし、ここに来て心配なニュースが報道されました。

 なんと、ハミルトンが新型コロナウイルスに感染したとのことです。少なくとも、次戦のサクヒールGPは欠場、最終戦のアブダビGPまで連戦なので、これもどうなるかわからないとのことです。

 タイトル争いは終わっているものの、ファンにとってはハミルトンの体調が心配であると同時に、レースで走る姿が観られないのが残念ですよね。

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◆ハミルトンの代役は、ジョージ・ラッセル。ビッグチャンスだ!

 少なくとも次戦サクヒールGPはハミルトンの代役を立てなければいけません。メルセデスが選択したのは、リザーブドライバーのストフェル・バンドーンではなく、ウイリアムズで走っているジョージ・ラッセルでした。

 今シーズンのラッセルは、マシンの戦闘能力では劣るウイリアムズで、素晴らしい走りを見せ続けています。ハミルトンには申し訳ないのですが、チャンピオンマシンに乗るこの機会は、彼にとってはビッグチャンスです。どのスポーツでも、若手が実力をアピールする機会の多くは、ベテランの怪我や欠場で訪れますよね。(;^ω^)

 

 もしも、ボッタスを上回る走りを見せることができれば、彼の今後のドライバー人生がこのバーレーンGPで変わったということになるかもしれません。

 ある意味、バーレーンGPの一番の注目ポイントは、このラッセルの走りですね。

 それにしても、メルセデスのリザーブドライバーであるのはバンドーンでなかったでしたっけ? 彼の立場は・・・( ;∀;)

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◆角田、ここが踏ん張りどころだ!

 F1の一つ下のカテゴリーであるF2で走っている角田。ホンダとレッドブルの支援を受ける彼は、レッドブル首脳陣から速さが認められて、F1で走るために必要なスーパーライセンスを獲得できれば、来期はF1に昇格してアルファ・タウリのシートに座ると言われています。

 F2のシーズン終了時にランキング4位以内であれば、ストレートにスーパーライセンスを獲得できる角田。残りのF2のレースは、バーレーンGPとサクヒールGPの2開催(1開催で2レースあります)のみです。

 

 バーレーンGP開始時にはランキング3位だった角田でしたが、レース1の予選でスピンをし最下位スタートとなりました。レース1ではなんとか6位フィニッシュしたものの、その後のレース2では接触によるパンクの影響でノーポイントに終わり、最終戦にはランキング5位で向かうことになりました。

 新型コロナの影響で変則スケジュールのため、ランキング5位でも、FIAが認めればスーパーライセンスが発給されるかもしれないのですが、ここはランキング4位以上に上がって、スパッとF1に昇格してほしいですね!!

f1-gate.com

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