みなさん、こんばんは。サッカー日本代表監督交代のニュースを読みたいが、F1の結果を知りたくないのでスマホを見れなかった、くにんです。ワールドカップ直前の監督交代劇、大丈夫なんですかね(^-^;
F1 2018年 第2戦バーレーンGP決勝レース結果
順位 | カーナンバー | ドライバー | チーム | PU (エンジン) |
リタイア原因 | 獲得ポイント |
1 | 5 | セバスチャン ベッテル | Ferrari | Ferrari | 25 | |
2 | 77 | バルテリ ボッタス | Mercedes | Mercedes | 18 | |
3 | 44 | ルイス ハミルトン | Mercedes | Mercedes | 15 | |
4 | 10 | ピエール ガスリー | Toro Rosso | Honda | 12 | |
5 | 20 | ケビン マグヌッセン | Haas | Ferrari | 10 | |
6 | 27 | ニコ ヒュルケンベルグ | Renault | Renault | 8 | |
7 | 14 | フェルナンド アロンソ | McLaren | Renault | 6 | |
8 | 2 | ストフェル バンドーン | McLaren | Renault | 4 | |
9 | 9 | マーカス エリクソン | Sauber | Ferrari | 2 | |
10 | 31 | エステバン オコン | Force India | Mercedes | 1 | |
11 | 55 | カルロス サインツ Jr. | Renault | Renault | ||
12 | 16 | シャルル ルクレール | Sauber | Ferrari | ||
13 | 8 | ロマン グロージャン | Haas | Ferrari | ||
14 | 18 | ランス ストロール | Williams | Mercedes | ||
15 | 35 | セルゲイ シロトキン | Williams | Mercedes | ||
16 | 11 | セルジオ ペレス | Force India | Mercedes | ||
17 | 28 | ブレンドン ハートレー | Toro Rosso | Honda | ||
dnf | 7 | キミ ライコネン | Ferrari | Ferrari | タイヤ交換不良 | |
dnf | 33 | マックス フェルスタッペン | Red Bull | TAG | 接触によるパンク | |
dnf | 3 | ダニエル リカルド | Red Bull | TAG | PU不良 |
今回は、予想通り素晴らしいバトルがたくさんある、見ごたえのあるレースになりました。オールドコースもいいけど、抜きどころのある広いコースは良いなぁ。
そしてなにより、トロロッソ・ホンダのガスリー、殊勲の4位入賞です! おめでとう!!
レースは、それぞれの理由でスターティンググリッドが下位に沈んでいたハミルトンとフェルスタッペンの、文字通りのホイール トゥ ホイールのバトルから始まります。ほんとに、ホイール同士を接触させてのバトルの結果、フェルスタッペンはリヤタイヤのホイールが変形してパンク。ピットへ向かいタイヤ交換するも、そのままリタイヤしてしまいます。
次のシーンで、その同僚であるレッドブルのナイスガイ、リカルドが車を止めるところが映し出されます。どうやら、PUの不調のようで、TOP3チームのうち、レッドブルは序盤で全滅です。
トップ3は、スタートを決めたフェラーリのベッテル、メルセデスのボッタス、出遅れたフェラーリのライコネンの順番で固定されますが、それ以下は大混戦。至る所で良いバトルが見られました。
中でも出色なのは、3台がバトルをしているところを、まとめてコーナーでハミルトンが抜き去ってしまうシーン! マシン4台が並ぶことができるほどコース幅が広く、いろんなラインをとることが可能な近代コースならではです。
中盤からタイヤ交換が始まりましたが、柔らかいタイヤを使いスピードを優先する者(柔らかいのでゴールする前にもう一度タイヤ交換が必要)、硬いタイヤを選び耐久性を重視する者など、さまざまに分かれます。
このことが、さらに各車のスピード差を生じさせ、バトルを増やしていきました。タイヤ交換義務制度、複数の種類のタイヤ導入がここまで見事に機能したレースも珍しいです。
また、タイヤ交換時に、フェラーリのライコネンが左後輪のタイヤが上手く外れなくてメカニックが手間取っているにもかかわらず発車し、メカニックをはねてしまうという事故も起きました。ライコネンはそのままリタイア。メカニックは足の骨を2か所折る重傷とのこと。
トロロッソ・ホンダのガスリーは、大きなミスをすることなく中団チームと堂々のバトルを展開します。全く他チームに引けを取りません。
終盤は柔らかいタイヤを選択したフェラーリのベッテルが、タイヤ交換をしたら硬いタイヤを選択したメルセデスのボッタスに逆転されるという状況に陥ってしまいます。パンクしないようにタイヤを労わりつつ、ボッタスを抑え込むベッテル。最終ラップ最終コーナーまでドキドキが続いたものの、何とか薄氷を踏む思いでゴール! 開幕戦から連勝を飾ります。
トロロッソ・ホンダのガスリーは4位入賞! 特筆すべきは、TOP3のチーム以外には負けなかったということです。今のF1の勢力図は「TOP3」と「中団以下のチーム」に分けられますが、「中団以下のチーム」の中でのトップと言えます。マクラーレンにもワークス・ルノーにも実力で勝ちました。ガスリーが無線で「これからも戦えるよ」といったのも頷けます。トロロッソーチームクルーは大騒ぎでした。
さらに、トロロッソの躍進の陰に隠れてしまいましたが、昨シーズンのテールエンダーだったザウバーのエリクソンも9位入賞しています。今シーズンの「中団以下」は戦力差が小さくて、激しいバトルが楽しめそうです。
実は、次のレースは、すぐにあります。
第3戦中国GP 決勝レースは、日本時間4月15日(日)15:10スタートです。あーいそがし(^-^;