みなさん、こんばんは。くにんです。
最近よく見かけるCMがあります。
父親と子供が母親のためにバースデーケーキを作っています。うっかり、肘をクリームで汚してしまった子供。父親は子供の肘をキッチンペーパーで拭いますが、キッチンペーパーが切れてしまいます。そこで、一言。
「アレクサ、キッチンペーパー注文しといて」
そうです、アマゾンさんのスマートスピーカー「アレクサ」のCMです。
このCMを見るたびに、僕は心の中でツッコんでしまいます。
「わかりました。キッチンペーパーを注文しました。一パック248円で送料が540円です」と。
さすがに、そんなアホなことはないと思うのですが。アマゾンさんなのでプライム会員なら送料無料になっているとか? 良く知らないのですが。(関西人特有の逃げ)(笑)
しかし、まぁ、デジタル技術の進歩は本当にすごいですね。Iot(Internet of Things)自体は、まだまだそれほど身近には感じられませんが、社会全体に共通のプラットフォームさえ整理されればすぐ広まるでしょうね。
スマートスピーカーにしても、今は、各社が覇権を競っている状態で、それぞれができることには限りがありますが、例えば、上述のアレクサが業界標準となれば、各家電メーカーも「アレクサ対応」を売りにして設計・販売するわけです。逆に、そうなると家電に対応できるスマートスピーカーはアレクサ一択なのですから、もうアレクサの牙城はゆるぎないものになります。電灯だって炊飯器だってなんだって、覇権を握ったスマートスピカーと無線でやり取りできる機能を売りにしたものが、続々と販売されるのではないでしょうか。
そう考えると、スマートスピーカーのプログラムというかソフトは、既に家電等のサードメーカーにオープンにされているのかも知れませんね。
僕自身は、まだ、対応機器が少ないという理由でスマートスピーカーを持っていません。でも、対応機器が増えれば便利だとは思います。リモコンを探してワタワタすることも無くなるのでしょうし。TV番組の録画や録画してある番組の視聴なども、声をかければ一発でやってくれるのでしょうし。
「アレクサ、スカパーのF1放送つけて」
「アレクサ、TV消して。あと部屋の電気消して。それと、布団敷いといて(それは無理か)」などなど。
今年の夏は、平成最後の夏です。振り返って、昭和の終わり平成の始まりには、TV放送が昭和天皇崩御のニュースで一色になったために、レンタルビデオ店からビデオが消えました。(そのニュース以外を見たい人が殺到したため)
しかし、現在で同じような状況が生じたとしても、レンタルDVD店からDVDが消えることはないでしょう。番組配信が進んでいますし、それ以上に、TV以外の娯楽が増えているからです。また、当時は、まだ、スマホや携帯電話どころか、ポケットベルが出るかでないかの頃でした。その当時、「パソコンと電話が一つになったものを、皆持ち歩いている未来」を、現実の延長として描いていた人は少なかったのではないでしょうか。
次の元号が何かわかりませんが、その最後の夏は、技術はどこまで進歩しているのでしょうか。おそらく、「今想像できないこと」、「それは無理やろ」と思っていることが普通になっていると、僕は期待しています。技術は、一つボトルネックを抜けると、飛躍的に発展しますから。
少なくとも、現在郵送で行うことができる範囲の健康診断は、家でネット経由で受けることができるでしょう。血液検査、尿検査ぐらいまではできるはずです。(知らんけど)
現在でも中国ではほとんど現金決済がなくなっているそうですし、日本でも電子決済が基本になっているでしょう。孫が聞いてくるかもしれません。「おじいちゃん、現金輸送車って何。銀行強盗って何」と。(重ねて。知らんけど)
では、今日はこれくらいで。
「アレクサ、ブログを締めといて」
「クニンさんのブログ、ぼちぼちメモ、今日はお終いです」
「ありがとう、アレクサ!」(なんだかアレクサが欲しくなってきました(>_<))